それで「2646」問題はどうなったのか

う~ん、あまり語りたくないなあ。予備校の出席番号が2646(二浪しろ)だった現実に心の傷を受けつつも、4人部屋の寮=写真=に入って勉強生活に入った。 他の3人は、U:福井県出身、東大志望。O:茨城県出身、一橋大志望(ダメなら外語大)。F:福…

スー女の造詣、畏るべし

大相撲初場所の初日。15日間、全取組を無料で生中継するという「Abema YV」を、朝から見た。案の定、CMが多いが「一日中タダ」となれば不満は言えない。 観客もまばらな序の口からの取組を解説付きで見られるというのは画期的である。 スー女(相撲女子)…

予備校から「二浪」を勧められたらどうする

大学入試センター試験=写真=なんちゅうものを、もちろん治五郎の世代は経験しとらん。が、受験シーズンになると思い出されることがある。 1971年(昭和46年かな)の春、予想していた通り大学受験に失敗した。当時は国立大に「一期校」と「二期校」があって…

女湯で溺れかけた経験

C級のニュースというのが毎日、ネット上を駆け巡っている。キチンと活字で印刷されたものを読み直したいと思っても、C級となればなかなか難しい。大概、翌日の新聞にはもう載っていないのだ。 ヨミウリ・オンラインに次のような記事(©読売新聞)が出てい…

卵の大きさに関する考察

中華丼=写真左=に付き物の、ウズラの卵がありますね。あれが少し苦手である。味は別にまずくないし、残すのはもったいないから食べるんだけれども、心のどこかに「私は今、何か正しくないことをしているのではないか」という疑念がよぎるのだ。 この深層心…

文豪と変態の境目

アンソロジー(詞華集)というものがある。いろんな作家のものの寄せ集めだから全部に期待して読むわけではないのだが、中には「へえ、あの人がこんな作品を書いてたかねえ」と蒙を啓かれることがある。そこから、あまり読んだことのない作家に関心が湧いて…

「濃いめ」は変だと思う同志はいないか

どちらかといえば長いことを「長め」と言い、量が十分とは言えない状態を「少なめ」と言う。ここまで問題ありませんね? 日本語文法を難しく論じる気はないのだが、これらは「形容詞の語幹+め」で成り立っている。「低め」や「薄め」も同様で、「め」は漢字…

晴れと褻(け)

「あのね、似合ってませんよ」と口に出して言うほど、治五郎は人が悪くない。一生に一度の成人式=写真=に、親御さんが無理な出費をするのは分かる。 その慣習によって儲けてきた「はれのひ」とかいう会社が、夜逃げをしたんだかなんだか、世間を騒がせてい…

〝めそめそ歌〟の消滅

【めそめそ】〔女性や子供などが〕何かというとすぐに涙を見せて、沈んだ調子で泣き続ける様子。「人に隠れてーする/ーする子はきらいだ」 流行歌に関して、治五郎は「めそめそ」系が嫌いではない(むしろ大好き)。「語釈の〔女性や子供〕は余計じゃない?…

「セクハラ」の定義が変わるんだろうか

<角界にまた“事件”が起きた。日本相撲協会は5日、立行司の式守伊之助(58=宮城野)が、10代の若手行司に対して冬巡業中の12月16日に沖縄・宜野湾市で泥酔し、数回キスして胸を1度触れる行為を行ったと発表した。>(日刊スポーツ) 相撲協会にとって「泣…

「先立つ不幸」と書く不孝

自殺する青少年が、親に宛てた遺書に「先立つ不幸をお許し下さい」と書くケースがある。治五郎の子が書いたものではないが、そんな文章を現に見たこともある。T田M子とかいう元国会議員みたいに「ち・が・う・だ・ろ~⁈」と叫びたくなった。 心を込めた大…

何に倚りかかっているのですか?

治五郎は今年の正月も、初詣=写真=には行かなかった。そろそろ罰が当たってもいい頃だと思うんだが、なかなか当たるものではない。 富岡八幡宮だけは少しアレだったようだが、ほかの神社仏閣は例年通り、ご利益を求める人々のお陰で賽銭収入というご利益に…

〝文症〟という奇病について

「治五郎はんは、ブログを1日も休みまへんな。失礼ながら質量ともに大した内容とは思えへんけど、毎日書くことにストレスを感じることはありまへんのか?」 「へえ、そこですねん。ストレスは、ま~ったく感じまへんのや」 これは「文症」とでも称すべき、…

新聞とマンション

©植田まさし 兵庫県だかで、住民同士の挨拶をやめようと取り決めたマンションがあるという。子供に「知らない人から挨拶されたら、逃げなさい」と教えている親たちの要望が通ったんだそうだ。恐ろしい時代になったものである。 治五郎のマンション(賃貸の1…

2018年の漢字(治五郎版)は「腺」か?

なんだか覚えにくい名前の映画監督だったな。トルナラトッテミーロだっけ? いや、そこまで変わった人名ではない。そうそう、トルナトーレだ。 イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」(1988年)=写真=をBSで見た。もう何度も見て「新シネパラ」と…

元旦から言葉にこだわる

もちろん、伴侶は新明解国語辞典(新解さん)だ。(嫌な人はどっか行ってなさい) 【拘る】㊀他人から見れば▵どうでもいい(きっぱり忘れるべきだ)と考えられることにとらわれて気にし続ける。「▵自説(メンツ・目先の利益・枝葉末節)にー」 目先の利益な…

2017年の漢字(治五郎版)

それは、おぼろ月=写真左=の「朧」です。 【朧】〔輪郭などが〕ぼんやりと かすんでいる様子。「月が―にかすむ/記憶がーになる」 【朧気】全体像はなんとなく分かるようだが、核心や細部は明確に把握出来ない様子。「-ながら理解出来る」 【朦朧】もやも…

ええ、餅論です

嫌いな食べ物が一つもない、という話はすでに何度かした。ただしタコ焼きなどの「丸まり系」や、お好み焼きなどの「広がり系」には食指が動かないという話もした。 もう一つ、年中行事に絡んで「食べて当然」とされる物が治五郎は苦手である(味が嫌いなので…

できる挨拶、できない挨拶

おかしなもので、治五郎には昔から挨拶というもの=写真=の内容に得手・不得手がある。難易度別にA・B・Cと分類してみよう。 A「いただきます」「ごちそうさま」・・・これはワシでも朝飯前だ(朝飯は長年、滅多に食わない習慣だが)。 B「初めまして…

避けられぬもの 「再発」と「風化」

©赤塚不二夫 【再発】治まっていた病気や二度と起きてほしくない事件・事故などが、また起こること。 何か大きな事件・事故が起きると、謝罪会見に出てきた社長や責任者が、判で押したように言いますね。「二度と同じ過ちが起きぬよう」とか「再発防止に全力…

「笑点」をめぐるアンビバレンス

【アンビバレンス】〔ambivalence〕 同一の対象に対して作用する全く相反する感情の併存と、両者の間の激しい揺れ。例、父親に対する愛と憎しみなど。 この番組が半世紀を超す人気番組になっている理由を、治五郎なりに考察してみた。 まず、歴代の出演者(…

射幸心ゼロのギャンブル・アレルギー

今年の有馬記念は大方の予想通り、キタサンブラック(武豊騎手)=写真=が逃げ切って制し、有終の美を飾った。馬主の北島三郎が感涙にむせんだのも結構、いい光景だった。「なに、治五郎は競馬もやるのか。知らなかった」ですって? やりませんよ。競馬場へ…

スポーツ界とヒエラルキー

その昔、「カメラのドイ」のCMにこんなのがあった。ジャイアンツの内野手・土井正三=写真左の背番号6=が「ドイはカメラの王です!」と言おうとするのだが、王といえば王貞治=同背番号1=なので、後輩の土井としては呼び捨てに出来ない。なにしろ相手…

あゝ上越国境(承前)

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」(川端康成「雪国」の冒頭) この国境は「くにざかい」であって「こっきょう」と読んではいけない。なぜなら外国との境界ではなく、上野の国と越後の国との境目という意味なのだから。 な~んてね、治五郎も…

人妻と二人で湯沢温泉へ行った

「治五郎が? 本当に? そ、そりゃしかしマズイんじゃないか?」 まあまあ、そう興奮せずに落ち着いて話を聞きなさい。 例の旅行雑誌が「昭和の鉄道旅」みたいなテーマで特集を組むことになって、Fという新編集長が川端康成の「雪国」をネタにして書いてく…

「ローソンストア100」に対する複雑な感情

「ローソン」という社名を聞くと、治五郎の脳内で点滅する2文字があった。 「労損」 苦労の労に損失の損である。なんという命名の仕方だろう。まるで「骨折り損のくたびれもうけ」を圧縮したような熟語ではないか。(熟してないから熟語とは言わない) <19…

地蔵寺の鐘に諸行無常の響きありや

治五郎も最近は「地元の老人」らしい雰囲気が身についてきたので、たまに道を尋ねられる。いつものようにサンダル履きでペタペタ、フラフラと往来を歩いていたら、喪服姿のお爺さん(同年輩)に呼び止められた。「この辺にお寺はありませんか?」 「どのお寺…

老いるということ

©加藤龍勇 好きだなあ、こういう絵。どこか(例えば都電の三ノ輪橋駅あたり)で実際に見かけた二人連れなのだろうか、それとも作者の心象風景なのだろうか。 特に右の人物の背中と、左の人物の脚がいい。左の人は車に注意しているらしいが、右の人には何も見…

本は天下の回り物

半年以上も住めば、治五郎庵を訪れる変人も実数で十数人(延べだと数十人)になんなんとしている。(この部屋には何かが足りない)と感じる人が多いようだ。 当ててみましょう。それは「本棚」ではありませんか? (写真はどこかの古本屋) (変だなあ。治五…

「プッツン」という言葉はどこへ消えたのか

【ふっつり】それまで続いてきた状態▵がそこで急に途絶える(を以後絶つことにする)様子。「ー顔をみせなくなった/酒をーやめた」 【ぷっつり】㊀「ぷつり」の強調表現。さらに強調して「ぶっつり」とも。㊁「ふっつり」の強調表現。「ー消息が絶えた」 【…