「得」をしたくないという「欲」

それは矛盾している! と、マトモな人なら思うのではないだろうか。 【矛盾】二つのものが、論理的に整合しないこと。「―が解消される / ―に満ちた / ―を▵おかす(はらむ・あばき出す・来す) / ーした発言 / ー撞着・自己ー」 得と欲は、ワンセットで「欲得…

「大歩危小歩危の時代」は加速している

大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)? うーん、なんだか知ってる地名だぞ。行ったこともあるような気がする。いつ、何の用でだったか? はっきり思い出せない。 いわゆる認知症の初期から中期にかけて、こういう症状が現れる。 いろいろ調べてみると、徳島県の…

起承転結の結

<10年前の〝生前葬〟が発端。この3年は毎月第一土曜の晩に「いちど会」と称する小宴を催してきた。参加者は性も年も職業もまちまちだ。「来る者は拒まず」主義だから、顔触れは固定していない。 ≪出会いは絶景である≫とは俳人・永田耕衣の言葉だが、その≪…

起承転結の転

<〝生前葬〟をやろうと思い立った。1997年、44歳の時。前年の暮れに年賀状を書きながら、だれかれに「本年もよろしく」「今年こそ一献」と毎年、同じ文言を記している自分に嫌気が差したのだ。 限りある人生。日々の仕事に追われてばかりいると再会したい人…

起承転結の承

<沖縄、特に石垣・西表・竹富・波照間など八重山の島々を訪ねるたびに「モンゴルに似ている」と感じた。島と草原では対照的に思われるだろうが、海=草原、舟=馬なのだ。水平線(地平線)の彼方から現れる未知の人は「天が遣わした客」だから厚く遇する。 …

起承転結の起

<見えるものは満天の星だけ。人家などないモンゴルの大草原を、4台の四輪駆動車に分乗して目的地へ向かった。4月でも零下20度。泥濘にはまって時間を消費したため、ガソリンが切れれば命にかかわる。1991年、38歳。生まれて初めて「死」を覚悟した。 …

治五郎親方、とうとう稽古総見へ

< 大相撲のあるべき姿について議論する日本相撲協会の第三者機関「大相撲の継承発展を考える有識者会議」(委員長=山内昌之・東大名誉教授)のメンバーが31日、大相撲秋場所(9月8日初日・両国国技館)に向けて国技館で行われた横綱審議委員会の稽古総…

アナタもワタシも「玉ねぎ」だ

< 韓国の文在寅大統領の側近の曺国(チョ・グク)氏(54)に、娘の不正入学疑惑が浮上し、韓国の検察はきのう27日(2019年8月)、大学など関係先を一斉捜索した。曺氏は「検察捜査ですべての疑惑が明らかになることを望む」と話している。 曺氏は2017年の文…

「見たい」「食いたい」と「見なきゃ」「食わなきゃ」

毎日、テレビに映る某A国大統領の頭髪を見ていたらトウモロコシを食いたくなった、という話は先日、書いた。A国の中東部は穀倉地帯で、大統領を次期も続けるためには農家の支持が大切なので、トウモロコシの輸出拡大が現大統領にとっては重要課題らしい。…

「認知」に関する諸問題と線香花火

① ② ③ 「この二人(写真①と②)は似てない?」 と、妹Bは長兄に質問するのであった。「いやあ、考えてみたこともないが・・・言われてみれば、確かによく似てるかもなあ」 妹Bというのは、治五郎より11歳下の医者というか医学者。田舎の老父(92)が、いよ…

無性にトウモロコシが食いたくなった理由

どうでもいい話なので、行数は費やしませんよ。 なぜか、トウモロコシ=写真左=が食いたい! 特に好物というわけではないし、一年や二年は全く食わなくても平気なんだが、この夏は無性に食いたい。なぜだろう。 治五郎の世代(特に田舎育ち)には、親類の畑…

「常に笑顔」も結構なれど

現代の若者や子供たちに最も広く支持されている「モットー」とは何か? もちろん「男らしさ」や「女らしさ」ではなく、ましてや「刻苦勉励」や「義侠心」などでは決してない。なに「七生報國」? キミはいつの時代の少年だ。 今どきは「いつも笑顔」、これで…

外国人の日本語能力向上に関する一観察

外国人のための「TRY! 日本語能力試験N1」という受験参考書=写真左=を今、来日中の義妹バルジンに借りて読んでいる。N1というのは上級者向けということで、サブタイトルは「文法から伸ばす日本語」。 上級者向けだけあって、なかなか手ごわい。モ…

よく「読書の夏」と言うでしょう? 言わないか

治五郎は10代の頃から、なぜか暑い夏に読書がはかどる傾向があって、影響を受けた海外文学や日本の古典は大体、夏に読んだような記憶がある。 半世紀を経て66歳となった現在も、その傾向は続いているらしい。人は「暇を持て余して一日中、高校野球の中継ばか…

見上げるのがいいか、見下ろすのがいいか

どっちも、あまり好きではない。 と言ってしまえば話が終わるので、もう少し続ける努力をしよう。どちらかと言うと、治五郎は見上げる方が好き(マシ)である。見下ろすのは苦手。 例えば富士山のような名山の姿を、遠くから見て(渋々)称賛するのは仕方が…

危険な暑さと「神幸祭」

わが街・西尾久は一応、東京の下町であるからして、神田や浅草ほど有名ではないが古社の祭りなどは健在である。歩3分の尾久八幡神社などは結構、由緒があるらしい。この界隈を「阿部定事件の現場付近」とだけ覚えてほしくはないものである。 その尾久八幡宮…

遠きにありて思ふ古里

「青森ねぶた祭り」=写真左=が始まった2日、BS日テレがその実況を19時から生中継した。内心(よせばいいのに)と毒づきながら、つい見てしまうのが県外(特に首都圏)在住の津軽人である。 去年だかも書いたと思うが、青森が「ねぶた」で弘前が「ねぷた…

人の群がるところへは行かない私

<「第42回隅田川花火大会」(隅田川花火大会実行委員会主催、読売新聞東京本社など協賛)が27日、隅田川を挟む台東、墨田両区の2会場で開かれた。東京・下町の真夏の風物詩として知られ、約95万9000人(主催者発表)が夜空を彩る約2万発に見入っていた=…

フラッシュの点滅とハンシャにご注意ください

延々、何時間も続いた民放の生中継の間中、画面の隅に繰り返し「*フラッシュの点滅にご注意ください」という表示が出た。吉本興業社長の記者会見=写真=である。 テレビ中継を見るのに、どうすればフラッシュの点滅だけ見ないようにできるのか。番組そのも…

往々にして怏々として楽しまぬ治五郎親方

おうおう【往往】そうなる傾向がありがちだと認められる様子。「素人がやるとー(にして)失敗する」 おうおう【怏怏】不平・不満を解消する術が無く、いらいらを禁じ得ないことを表わす。「ーとして楽しまず」 久々に「人が来た」20日のサンド会。あらかじ…

世界ランキング187位⁈ もっと下もあるんだろうか

<サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の出場権を懸けたアジア2次予選の組み合わせ抽選が17日、クアラルンプールで行われ、7大会連続出場を目指す日本は、キルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴルと同じF組に入った。> <世界…

安美錦の引退と「他人の空似」

そらに【空似】血縁関係が無いのに、顔つきがよく似ていること。「他人のー 」 大相撲で一時は関脇まで行った安美錦(40)=写真左=が、女優の田中裕子(64)=写真右=と似ているどころか、全く同じ顔をしている(!)という驚くべき発見について、治五郎…

梅雨と横綱に関する雑感

結論を先に言えば「これでいいのだ!」となる。 雨の季節には雨が降らなければならない。ムシムシ、ジトジト、洗濯物を干せない日が何週間も続く。うっとうしい「梅雨」が、今年は久しぶりに戻ってきた。 大相撲名古屋場所では、二人の横綱(白鵬&鶴竜)が…

蒙古女の感性と言っていいのかどうか

たぶん、そう一般化して言うことはできないと思うのだが、妻のアルタンを観察するともなく観察していると、独特の嗜好があるようだ。大衆的な歌手で言うと美空ひばり=写真左=とテレサ・テン=同右=が圧倒的な「双璧」であって、「この二人に比べたら他の…

重い荷物を女に運ばせて平然としている老人

みそ、しょうゆ、みりん、料理酒(いずれも徳用の大型ペットボトル)。こういう生活必需品が、無くなる時は一度に無くなるものだ。また、そういう時に限って他の調味料やティッシュ、トイレットペーパーなども底を突く。不思議な現象である。 よんどころない…

「転ばぬ先の」と来れば「杖」と続くのが常識だろう。しかし!

日本の高齢者にとっては、外を歩いていて転ぶ以前に転ぶ可能性の高い場所がある。 風呂場である。ツルッ、ガツン、ドサッ、ピーポーピーポーという事態。 日ごろ「一寸先は闇」と肝に銘じている治五郎に覚悟は出来ているつもりだけれども、人に迷惑をかける…

大相撲七月場所の初日に両国へ足を運ぶ

ははあ、相撲好きの治五郎のことだから、目的は国技館=写真=に違いない。と思った人はブブー、残念でした。七月場所は名古屋と決まってるじゃありませんか。雨の日曜の昼下がり、両国界隈は閑散としていた。フェイントに引っかかっちゃいけません。 目的は…

面白いが、見方によっては残酷な倉本ドラマ

何週間か前にも話題にしたような気がするが、テレ朝の昼ドラ「やすらぎの刻 ~道」に案の定、治五郎はハマってきた。かつての大物芸能人が入居する高級老人ホーム「やすらぎの郷」を舞台に、心身の衰えを自覚せざるをえない彼らの実感に肉薄している。 若い…

お城のエレベーターと「頂門の一針」

<安倍晋三首相は2日、大阪城の復元時にエレベーターを設置したのは「大きなミス」とした自身の発言について「遺憾だ」と述べた。自民党の萩生田光一幹事長代行と党本部で会談した際に語った。萩生田氏が記者団に明らかにした。 首相は「取りようによっては…

文在寅と習近平を「読む」

新解さんで「読む」の項を読むと、意味が㊀から㊅まである。㊀と㊂を挙げよう。 ㊀書かれている文字の音を声に出す。「朗朗と― / 経をー」 ㊂現われている事柄から深い意味を察知したり 将来の動きを推測したりする。「相手の心をー/ 作戦を読まれる / 票を…