安美錦の引退と「他人の空似」

そらに【空似】血縁関係が無いのに、顔つきがよく似ていること。「他人のー 」 大相撲で一時は関脇まで行った安美錦(40)=写真左=が、女優の田中裕子(64)=写真右=と似ているどころか、全く同じ顔をしている(!)という驚くべき発見について、治五郎…

梅雨と横綱に関する雑感

結論を先に言えば「これでいいのだ!」となる。 雨の季節には雨が降らなければならない。ムシムシ、ジトジト、洗濯物を干せない日が何週間も続く。うっとうしい「梅雨」が、今年は久しぶりに戻ってきた。 大相撲名古屋場所では、二人の横綱(白鵬&鶴竜)が…

蒙古女の感性と言っていいのかどうか

たぶん、そう一般化して言うことはできないと思うのだが、妻のアルタンを観察するともなく観察していると、独特の嗜好があるようだ。大衆的な歌手で言うと美空ひばり=写真左=とテレサ・テン=同右=が圧倒的な「双璧」であって、「この二人に比べたら他の…

重い荷物を女に運ばせて平然としている老人

みそ、しょうゆ、みりん、料理酒(いずれも徳用の大型ペットボトル)。こういう生活必需品が、無くなる時は一度に無くなるものだ。また、そういう時に限って他の調味料やティッシュ、トイレットペーパーなども底を突く。不思議な現象である。 よんどころない…

「転ばぬ先の」と来れば「杖」と続くのが常識だろう。しかし!

日本の高齢者にとっては、外を歩いていて転ぶ以前に転ぶ可能性の高い場所がある。 風呂場である。ツルッ、ガツン、ドサッ、ピーポーピーポーという事態。 日ごろ「一寸先は闇」と肝に銘じている治五郎に覚悟は出来ているつもりだけれども、人に迷惑をかける…

大相撲七月場所の初日に両国へ足を運ぶ

ははあ、相撲好きの治五郎のことだから、目的は国技館=写真=に違いない。と思った人はブブー、残念でした。七月場所は名古屋と決まってるじゃありませんか。雨の日曜の昼下がり、両国界隈は閑散としていた。フェイントに引っかかっちゃいけません。 目的は…

面白いが、見方によっては残酷な倉本ドラマ

何週間か前にも話題にしたような気がするが、テレ朝の昼ドラ「やすらぎの刻 ~道」に案の定、治五郎はハマってきた。かつての大物芸能人が入居する高級老人ホーム「やすらぎの郷」を舞台に、心身の衰えを自覚せざるをえない彼らの実感に肉薄している。 若い…

お城のエレベーターと「頂門の一針」

<安倍晋三首相は2日、大阪城の復元時にエレベーターを設置したのは「大きなミス」とした自身の発言について「遺憾だ」と述べた。自民党の萩生田光一幹事長代行と党本部で会談した際に語った。萩生田氏が記者団に明らかにした。 首相は「取りようによっては…

文在寅と習近平を「読む」

新解さんで「読む」の項を読むと、意味が㊀から㊅まである。㊀と㊂を挙げよう。 ㊀書かれている文字の音を声に出す。「朗朗と― / 経をー」 ㊂現われている事柄から深い意味を察知したり 将来の動きを推測したりする。「相手の心をー/ 作戦を読まれる / 票を…

「スマホ」は国語か

親愛なる新解さんこと新明解国語辞典に「スマホ」の3文字が載るようになったのは、2012年1月発行の第七版からである。それ以前は「スマート」しかない。 スマート〔smart〕㊀身だしなみやスタイルがよく、しゃれた感じを与える様子だ。㊁言葉が明快で、好…

どうしても興味の湧かない競技

とても好きなのは大相撲、そこそこ好きなのがサッカー。別に熱心ではないが、比較的よく見るのがプロ野球&甲子園。 女子のなら好んで見るが、男子のはあまり見たくないという競技もある。体操、水泳、バレー、陸上競技、それから冬場だとカーリングね。気の…

飛び続けたくなければ 下を見てもいいだろう

<飛び続けたいのなら 下を見ない方がいい と偉大なるB・B・キングは言った。このすばらしい助言のおかげで、私は本書を完成させることができた> と、巻頭の「謝辞」にある。ピーター・バリー著、高橋和久監訳「文学理論講義 ーー 新しいスタンダード ー…

「大戸屋」の沿革と「夏至」をめぐって

<1年というものを区分する境目が幾つかあって、それには「夏至」と「冬至」も含まれる。夏至を過ぎると1日ごとに夜が長くなり、冬至を過ぎると1日ごとに日が長くなるが、ワシは夏至から冬至にかけて活力が衰え、冬至を過ぎると回復に向かうようだ。> こ…

大山鳴動して鼠は何匹?

たいざん【大山】「大きな山」の意の漢語的表現。「―鳴動して鼠一匹〔=大騒ぎをしたわりに、たいした収穫のないたとえ〕」 これからの時代は〔収穫〕を〔収穫・被害〕と改めるべきかもしれない。 昨夜22時22分だかに山形・新潟などで震度6強の地震があって…

どこへ行くのか高齢「歌壇」

17日付朝刊「読売歌壇」より 岡野弘彦 選 大正の末に生まれて平成の終りも知らずただ眠る母 【評】母上は大正十五年三月の生まれだそうだ。私より二年、お若いわけだ。こういう御代替りの時は、改めて自分や親しい人の年齢を考えさせられる。どうぞお大事に…

阿部定事件と治五郎庵の浅からぬ因縁 ②

さて、わが街・西尾久の歴史である。JRは尾久駅を「おく」と読ませているが、これは旧国鉄のシロウトがそう呼んだのであって、古来「おぐ」が正しいようだ。 大正2年(1913)、飛鳥山~三ノ輪の間に「王子電車」(のちの都電荒川線)が開通した。翌年、西…

阿部定事件と治五郎庵の浅からぬ因縁 ①

① ② こんなタイトルをつけるから、また余計な誤解を招くのだが・・・ 荒川区西尾久に(よんどころなく)庵を構えてから丸2年。地元の雑多な歴史にも少しは詳しくなってきた。 よんどころない【拠無い】〔拠りどころが無いの意〕そうするよりほかに方法がな…

本田圭佑の名字を思い出すのに3日かかった

① ② ③ (1日目) んーっと、あのサッカー選手=写真①=はどうしているだろうか。ほら、何といったっけ、イタリアのACミランでかなり注目され、人気も実力もなかなかで、日本代表に欠かせなかった存在。惜しむらくはしばしばデカイ口を叩くもんだから、日…

それで「かのこ」を抱いたあとはどうしたかというと

バスに乗って東武東上線の成増駅まで行き、電車で1駅の下赤塚に降り立った。駅前の商店街=写真=に来たのは1年ぶりだ。 治五郎は2011年春、3・11東日本大震災の直前に現在の妻アルタンのアパートに転がり込み、13年春の退職・離婚・再婚・都落ちまで2年…

初対面で「かのこ」という女を抱いてしまった私

あるいはショッキングなタイトルを掲げたかもしれないが、ご心配なく。決して、そのような話(どのような話だ)ではないのです。 だく【抱く】㊀かかえるようにして胸もとに持つ。「人形を抱いて寝る / よしよしと言って抱き上げた / とりが卵を抱いて〔=あ…

笑ってしまった「人生案内」

写真は、ひとまず置いといて。 今朝の読売新聞「人生案内」欄の見出しに「主治医が私に『腹黒い』」とあるので、何ごとかと思って読んでみた。 相談者は熊本・G子さん(70代主婦)。通院治療中の主治医が同郷人で信頼していたのだが最近、こう言われたとい…

ボケを自覚しなくなること、これ即ちボケなり

ぼけ【惚け】㊀ぼけること。「いよいよーが来た / 寝ー」 ぼける㊀【惚ける・耄ける】〔年をとったりして〕記憶力・弁別力・集中力が弱くなる。「寝ー / とー」 治五郎は、50代半ばで「ああ、記憶力・弁別力・集中力が弱くなってきたなあ」と自覚したので、6…

巨匠・倉本聰のドラマに欠かせないもの二つ ②

(承前)昨日のことかと思ったら、もう3日が過ぎている。しかし、そんなことに今さら驚くような治五郎ではない。倉本ドラマの続きの話だ。 テレ朝が平日の12時半から放送している連ドラ「やすらぎの刻(とき) ~道」=写真=は、NHKの朝ドラばりに1回1…

巨匠・倉本聰のドラマに欠かせないもの二つ ①

それは「タバコ」と「中島みゆきの歌」じゃないでしょうか。 倉本聰ドラマとの出合いは、もちろん1980年代の「北の国から」=写真左=シリーズだ。ほかの作品も含め、脚本が出版されれば大体は読んできたくらいのファンである。 どこが好きかと言うに、社会…

「字解き」のイロハ

話題がどんどん古くなるので、若いというほどではなくても治五郎よりは若い読者にとって、少し退屈かもしれない。まあ、諦めてお読みなさい。 ワシが新聞記者になった頃は、ケータイやメールがないどころか地方では公衆電話が少ないから、大きな事件事故があ…

大相撲夏場所千秋楽、むくれた治五郎親方

むくれる ㊀「怒っていることが はっきり分かるような、不機嫌な表情や態度を見せること」のやや口頭語的表現。 <米国大統領杯授与の際に、トランプ大統領の介添え役としてサポートした、審判委員の西岩親方(43=元関脇若の里)は、夢見心地の様子だった。…

小沢昭一の名言をかみしめる

人は死んだらどこへ行くか? 天に昇るとか土に還るとか、風になって空を吹きわたっているのだとか、諸説あるが・・・。 昔、俳優の小沢昭一(1929~2012)=写真左=にインタビューしていて、そんな話題になったことがある。前にも当ブログに書いたような気…

「青い山脈」のヒロイン逝去

「アッ、その女優なら知ってる。原節子でしょ? うちの死んだじいちゃんが崇め奉っていた」。ブー、原節子=写真右=は若い女教師役で、映画「青い山脈」のヒロインは女生徒・新子を演じた杉葉子=写真左=である。 <映画「青い山脈」出演で知られる女優の…

人生七十近来ザラなり

こき【古希・古稀】〔杜甫の詩の「人生七十古来稀なり」に基づく語〕七十歳(の長寿の祝い)。 この言葉は、どこに消えたのだろう。現代日本において、70歳というのは長寿でも何でもなく、それを祝うような対象ではなくなった。 先日の同期会で痛感したこと…

会社の同期会というものが面白い理由

まあ、大体こんな景色である。土曜日の午後3時、有楽町の老舗ビヤホール「ニュートーキョー」2階。 「5500円飲み放題コース」の客(12人)は、ハゲや白髪はもちろん、老人性のシミが浮き出ている(そういう現象と無縁で、50前後に見えないこともないのが2…