「相撲ロス」は隔世遺伝らしい

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相撲ファンは、本場所が終わって1週間ぐらいは「相撲ロス」に苦しめられる。この言葉はまだ辞書に載っていないが、意味は分かるはず。毎日が物足りなくて手持ち無沙汰で、なんともやりきれないのだ。一種の禁断症状。ネットで「相撲ロス」を検索すれば、同じ症候群に陥っている人が多くて「あ、やっぱりなあ」と思う。

ワシ(治五郎)の祖父は権三郎(ごんざぶろう=本名)といって、同居していたわけでもなくワシが小学生の時に60代で他界したから思い出は少ないが、新聞の取り組み表と首っ引きでラジオ中継(まだテレビはない!)に没頭する姿はよく覚えている。

栃若時代=写真は右が栃錦、左が若乃花(初代)=は権三郎の晩年の話で、ワシも知らない戦前の双葉山(あるいはもっと前の力士)に熱狂した世代なんだろう。権三郎から見ると息子を飛び越して孫が、相撲好きの血を継いだようだ。

こういう「隔世遺伝」は、ほかにもいろんな場面で自覚されることがある。ま、続きはまた明日以降。