熱中症もダメだが、認知症はもっとダメだ

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誤解しないように。これらの症状に陥った人のことをダメだと言っているのではなく、コトバの問題なのだ。

「熱中」することや「認知」することを病気扱いするのは変だと思いませんか? えっ、どっちも変じゃない? 用法が違うだけだろうって? おい、表へ出ろ! 

「ご老体、落ち着け!」と後ろから羽交い絞めにされそうだが、日ごろは穏やかな治五郎も、こういう話題になると頭に血が上ることがある。(皆さん要注意)

それにしても認知症(患者のことじゃないってば)だけは許せん! 正しくは「認知障害」ではないのか。「認知+症」だなんて、少し前までの「痴呆症」や「ボケ老人」が人権上マズイということになって急に作られた新語なんだろう。

しかし、ワシ自身が直面しつつある(と自覚し始めている)のは「認知」ではなく「痴呆」の世界。いくら言い方だけ変えてみたって、ボケはボケなのよ。

ちなみに写真は木瓜(ぼけ)の花。なかなか美しい花じゃありませんか(実物を何度となく見たことがあるような気もするし、この写真で初めて知ったような気もする)。木瓜には名前からして親近感を覚えずにいられない。