ご近所の顔なじみ(大半は仮名ですが)

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荒川区西尾久に住んでまだ4か月とはいえ、しょっちゅう顔を合わせる人たちがいる。(どれも架空の人物ではなく実在するが、氏名・年齢はテキトーだと思いたまえ)

 

・伊藤アンジェリカさん(♀、35歳)フィリピン人。北隣のマンション住民。長い髪とホットパンツ姿が印象的で、いつも颯爽とした感じで歩いている。小学3年生の息子がいるが、夫らしい人を見かけたことはない。何か事情があるのかも。

・山田恭一さん(♂、40歳)歯科医。ワシのグラグラになった歯を4本抜いて、入れ歯にしてくれた。眼鏡とマスクを外した素顔は見たことがないが、温厚な性格。「この糸切り歯だけは残した方がいい。なぜかと言えば・・・」と、説明も丁寧。

・石井彰一さん(♂、42歳)これは実名。荒川郵便局の郵便配達員。誰にでも気さくに声を掛ける明るい人柄で、町内のことには極めて詳しいのではないかと思われる。近頃は人員削減の影響で配達区域が徐々に広がっているから結構、大変らしい。

・石郷岡豊一郎さん(♂、84歳)南隣のマンション住民。帽子にマスク、半ズボンという格好で毎日3~4時間、マンションの前に腰かけてボーッと往来を眺めている。どこかの施設の送迎車が来る日もあるが、家族が同居している様子はなく少し心配だ。

・ワン・カオシェンさん(♂、27歳)中国人。歩40秒の距離にあるコンビニ=写真=のアルバイト店員。ワシがタバコを買って、金だけ払って品物を受け取らずに店を出てきた時は「オ客サーン!」と、横断歩道を走って追いかけてきてくれた。謝々!

・ダムディンジャブ・アルタンツェツェグさん(♀、●歳=本人の抗議により年齢は削除)モンゴル人。これも実名で、通称はアルタン。オットいけねえ、これは顔見知りどころかワシの妻だ。アルバイト以外の時間は、日本文学の翻訳(訳書3冊)とフェイスブックに熱中している。

 

こうして並べると、西尾久界隈も急速にグローバル化が進んでいることが実感される。