職業に貴賤はない? ふむふむ

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ワタクシは、職業に貴賤は「有る」と思うておりまする。

何が「貴」かといえば、自分の手で(足でもいいけど)モノを作ったり直したりする仕事=写真=。何が「賤」かといえば、左にあるものを右に移せば金になるということに気づいて、その道まっしぐらの人々。

新聞でもテレビでも、マスコミ界で働く人は基本的にサラリーマンだから「同期入社組より何倍も稼がなきゃ」と思う人はあまりいない(と信じたい)。

しかし事の本質を追求するなら、マスコミは「賤」の方に分類されるのではないだろうか。豪華客船が完成して華々しい進水式が行われればドドッと群がり、それが航海中の事故で沈みそうになると何十機ものヘリコプターが上空に殺到する。そして完全に沈み切れば、当然のように去っていく。

(なんだかカモメみたいな商売だなァ)と現役時代、何度も感じたものだ。そんな夜は、中島みゆきが歌う「かもめはかもめ」でも聴いて寝るしかないわけである(歌い手は研ナオコでも可)。

ところが、酒が足りなくて寝付けないこともある。そんな時に何を聴くか。えっ、北島三郎の「まつり」? アナタ、チョット変デスネ。

ワシは中島みゆきの「狼になりたい」を聴くと熟睡できる体質らしい。聞いたことのない人は、騙されたと思って一度は聴いてみなさい。(聴いて「本当に騙された!」という人は、どっかの法律事務所に相談して下さい。いま、いろんな事務所が「過払い金」対策などで大宣伝を繰り広げていますから)