政局の予測と天気予報は外れることが多い

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テレビで人気の気象予報士、森朗さん=写真=である。こんどの衆院選に「希望の党」から出馬するというので話題騒然。(真っ赤なウソです)

最近、民間気象予報会社ウェザーマップの社長になったばかりらしいが、前々からTBS「ひるおび!」のレギュラーとして親しまれている。司会者(今はMCと言うのか)の恵俊彰との〝掛け合い漫才〟ではボケを担当している。

予報はしばしば外れるのだが、悪びれるということがない。「天気予報は外れるところに醍醐味がある」という一種独特の哲学を体得しているようにも見える。

2017年9月28日は、わけの分からない衆院解散・総選挙突入で歴史に残る一日となったが、珍しく取材の仕事(選挙関係ではなく街歩きルポ)が入っていた治五郎は、天気に振り回された。

午前10時にフリーカメラマンと落ち合うことになっているが、朝早く起きたら大雨。神奈川や千葉では注意報が出ていて、新聞もテレビも予報は「ほぼ一日中、雨」だ。

カメラマンに電話して「明日に延期」ということにした。ところが10時ごろになると雨は上がった。夕方まで持ちそうで、それなら出かけるんだった。締め切りが近いから取材の一日延期は痛い。ホゾをかんだ。