「ぶら下がり取材」って分かりますか?
治五郎は元新聞記者だろう。ぶら下がり取材、やったことはないのか? 「へえ、やりました旦那。10回未満だと思いますが」。回数の問題じゃないんだよ。なあ治五郎。お前、人間として、お天道様に顔向けできるか? よう考えてみい。
(なんで、ワシはこんな説教を受けなきゃならんのだろう)
テレビ報道で有名になった「ぶら下がり取材」というのは、正式な記者会見や独自取材とは別に、メディア各社が国会議事堂の廊下などで(標的に群がって)「ひとこと」を得る空しい作業を意味している。(かなり、見苦しい)
「ぶら下がる」とは「上方を何かに支えられて空中に垂れ下がる」こと(新解さん)であって本来、取材の仕方とは何の関係もない。
ただし! 過去に「ぶら下がり取材」を経験した者は(あ~、人には見せたくない姿だったなあ)と悔いている。そこんところを、人には察してほしい。
「旦那、アッシも目が覚めました。明日からは真人間を目指します!」(誠意ゼロ) なんて、ワシが言うわけないしなあ・・・。