鶴瓶を見るとカニが食いたくなる

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一体いかなる理由によるのであろう。笑福亭鶴瓶(「つるべえ」ではなく「つるべ」)師匠=写真左=の顔を見ていると、無性に蟹=写真右は毛蟹=を食いたくなる。

この疑問と真摯に向き合うこと10年余、治五郎は忽然として真理に目覚めた。

頭だ。頭髪の形だ。

ゆで上がった蟹を食べるにはコツがある。(蟹と言ったら毛蟹であって、タラバガニやマツバガニなど物の数ではない。脚? そんなものはどうでもいい。あの堅い甲羅の内側にどうやって肉薄するかが、蟹を食うという行為の神髄である)

ちなみに、蟹は食卓を囲んで大勢の人が一緒に食べてはいけない。みんな黙ってしまうから会話というものが成立しないのだ。(この事実は、ワシの尊崇するショージ先生が「かに道楽」へ行った時の珠玉のエッセーに教えてもらった)

え~、何だっけ。あ、そうだ、鶴瓶師匠の頭の話だった。蟹(毛蟹)を裏返すと、この頭髪と同じ三角形の部分がありますね? あれを右手(左利きの人は左手)で、こじ開ける。すると最短時間で、東洋3大珍味の一つ「カニみそ」に到達できるのです。

あ~、蟹(毛蟹)食いてえ!