メダルの話題ではなく、またも人名の話

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「ちわーッス。へるまんデ~ス」

「まだ来るのか(いいけど)。で、また日本人の名前に関する質問か?」

「質問イウ程ノモンヤナインヤケド・・・」

「なんだか、今日は関西弁だな」

「ヘエ。実ハ来日シテ最初ノ1年半、大阪ニイテマシタサカイ」

ヘルマンの日本語はカタカナ変換が面倒なので(変換しなきゃいいのか)、会話の形はここまでにしとこう。

彼が言うことに、日本人の名前は性別の判定が難しい。ドイツではヘルマンと言えば男で、ガブリエルと言えば女に決まっているのに・・・うんぬん。

そこでんがな。(こっちまで大阪弁にならなくていいのか)

ヘルマンは我々が想像する以上に実証的な学究肌なので、いちいち例を挙げる。歩夢、美帆、暁斗、奈緒・・・毎日、オリンピック関係で聞く名前だ。「どれが男でどれが女か、治五郎はんは区別できまっか?」と彼は問う。「まあ一応、見当はつくが」「なぜ名前だけで見当がつきまんねん?」 う~ん、そう来るか。

ヘルマンよ。日本人の名前には、過去10~20年に限っても大きな変化が観察される。それを説明するにヤブサカではないが、治五郎にも少し考える時間が欲しい。またね。