そっくりさんの名言

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<私の顔は政治的過ぎる。でもこの顔で生まれたのだから、この顔で生きていかなくてはならない>。なかなか含蓄に富む一言ではないか。その記事は、以下の通り。

 

江陵市 14日 ロイター] 平昌冬季五輪のアイスホッケー試合会場で14日、北朝鮮の「美女応援団」の前に金正恩朝鮮労働党委員長のそっくりさんが突然現れ、応援団や観客らを驚かせた。そっくりさんは「統一旗」を手に持ち、観客に笑顔で手を振るなどしたが、応援団の何人かはすぐにそっくりさんから目をそらした。そっくりさんは警備担当者らによって応援団から引き離され、会場からも退場させられた。

 この日は、韓国と北朝鮮の代表が結成したアイスホッケー女子の南北合同チームが日本と対戦中だった。そっくりさんは試合中は警察署内に拘留されたが、その後、その場を立ち去るよう丁寧に求められたという。

 ハワードと名乗るそっくりさんは、アイスホッケー場の外をゆっくりと歩きながら「私の顔は政治的過ぎる。でもこの顔で生まれたのだから、この顔で生きていかなくてはならない」と話した。ハワード氏は、9日の開会式でも、会場にトランプ米大統領そっくりさんとともに姿を現し話題を呼んでいた。(写真はロイター提供ではない)

 

なぜか治五郎は、この種のニュース(B級)が好きでしようがない。別の新聞によるとハワード氏はオーストラリア人で、北朝鮮が残酷な独裁国家であることをアピールしたかったのだという。

将軍様〟に似ているといっても髪型や眼鏡の助けを借りているし、「映像が世界中に流れれば話題になるだろう」という魂胆が見え見えで、「この顔で生きていかなくてはならない」という悲壮なまでの覚悟は伝わってこない。しかし「政治的過ぎる顔」には笑わせてもらった。

それより、トランプのそっくりさんが気になる(カツラの助けは借りているが、こっちの方が似ている)。どういう人で、どんな言葉を口にするのか。あ~、気になる!