なぜか相性のいい県

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便宜上、3つのグループに分けて考えよう。

A.相性のいい県  B.相性の悪い県 C.どっちでもない県

読者は先刻ご承知だと思うが、治五郎は「みんな違って、みんないい」主義なので嫌いな食べ物はないし、嫌いな都道府県もない。どの県にも探せば必ずいいところがある。(だったら何もグループ分けなんかしなくていいだろう!)(はい)

「相性」というのは「その県へ仕事で行くと、なぜか万事が順調に進む」という意味合いだ。晴れてほしければ晴れる。雨が降った方がよければ雨が降る。電話で取材アポを取った人に会えば、初対面なのにウマが合う。行くたんびに、その調子。

長崎へ初めて行った時は、前川清の歌から書き出そうと「雨」を望んでいたのだが、寒い季節のことで珍しく雪が降った。それで冒頭を「長崎は今日は雪だった」にしたのだが、この時の取材は何もかも調子に乗れた。会う人がことごとく中身の濃い人で、食べ慣れなかったチャンポンや皿うどん=写真=の味にも目覚めた。

過去に1年以上住んだことのある土地(青森、宮城、千葉、神奈川、群馬、埼玉、東京)は除くとしよう。すると「A」にランクインするのは、だいぶ限られてくる。

長崎を①とすれば、②沖縄  ③北海道 ④新潟 ⑤鹿児島・・・あまり共通点はないが、これらは10回以上、行った。(①よりも実は「岡山」が上位に来る)

縁が薄くて4回以上行ってない県は宮崎、富山、鳥取ぐらいだろうか。しかし、どの県に対してもそれぞれ他とは違う思い入れがある。

それを治五郎が語りだせば、幾晩かかることだろう。徐々に明かしていこうと思う。(そう迷惑そうな顔をしないで下さい)