「閑」と「忙」の兼ね合い(続き)

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昨日は語り足りなかったので、続きを少し。

昔の「隠居」というものは、外へ出て往来をボーっと眺めたり縁台で将棋を指したりするくらいしか、やる事がなかった。しかし今はネット時代なので、パソコンに向かうと途端に忙しくなる。

現役時代の治五郎は、早出当番の日を除けば朝早く起きたことがない。普通の会社員に比べると出勤は4時間以上遅く、しかし帰宅は7時間以上遅かった。(ラッシュアワーに満員電車で通勤したくない、というのが就職条件の一つだったのだが、今だと「働き過ぎ」と言えないだろうか。過労死しなかったのが不思議なくらいだ)

今週は8時に起きて何をするかと言えば、大相撲春場所のネット中継を「序の口」から見る。有象無象の少年が大半だが、中には大鵬の孫(納谷)や朝青龍の甥(豊昇龍)など注目せざるをえない逸材もいるので、治五郎親方の目が光るわけである。

相撲だけ見てればいいかと言うと、そうはイカの天ぷら。今週だと、水曜日の午前中に病院(糖尿病)、午後は歯医者(入れ歯の調整)がある。土曜は「サンド会」だ。

読みたい本もあるし、見たい映画や落語も増える一方だ。政界のニュースに興味がないかと言えば、そう脱俗するわけにもいかない。=写真は、ワシが顔と声を最も苦手とする某A大臣(元首相)=。

結論。あなたは「閑」と「忙」の違いをどのように定義していますか?