「相撲」と「相棒」に関する諸問題

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【相撲】〔土俵の中で〕二人が、力や わざによって勝負を争う競技。土俵の上で、まわしをつけて取り組み、相手のからだを地につけるか、土俵の外に出すかすれば勝ちとなる。

治五郎が、例によって辞書(新解さん)を「読んで」いたら相撲の定義があった。まあ納得できる説明だが、あと3~4字を削ったり増やしたり、もう少し推敲を重ねてほしいような気はする。例えば〔~の中で二人が〕と言った場合、普通は男女を想像するのではないか。辞書は余計な誤解・妄想を抱かせてはいけない。

夕刊が届いたので、TV欄を見たら「相撲~最終回SP」(テレビ朝日)とある。変だな。大相撲春場所はまだ序盤じゃないか。

 「相撲」ではなく「相棒」であることに気づくまで、ものの2秒も要しなかった(2秒要したら十分か)。「相棒」というドラマ=写真=が好評を維持してきたのは知っているが、あまり見たことはない。見る見ないは〝縁〟に左右されることが多いらしい。

水谷豊(65)という俳優は、ワシと同学年だから「巨人・大鵬・卵焼き」の世代。個性的な俳優だが、この人ともほとんど縁はなかった。彼(が演じる人物)の何かが、ワシとあまり相性が良くないのかもしれない。

角界(序の口)で大鵬の孫(納谷)が注目を集める時代だから、65歳の初級高齢者にも孫がいて当然。見間違い、聞き間違いも自然と多くなる。相撲と相棒を読み間違えたくらいで非難するのは酷というものであろう。