セクハラも傲慢も犯罪ではないが

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人の悪口や個人攻撃は、治五郎の好むところではない。どんな人にも(よく探せば)必ず、何か一つや二つはいいところがある。みんな違って、みんないいのだ。

しかし、中には「一生、お付き合いしたくないナ」と思ってしまう人物も存在する。その人が好きなものは漫画、クレー射撃、そしてボルサリーノ帽=写真=など。ワシとは最も縁遠い。そう、麻生太郎財務大臣(1940年~)という人です。

10年ぐらい前に1年間、首相を経験しているが当時、国際部の記者に聞いた話によると、アソウという名を聞くと失笑するアメリカ人が多くて弱ったそうだ。「Asshole」に聞こえるからだ。(Asshole は、向こうのスラングで ①ケツの穴 ②ゲス野郎)

固有名詞が異国人に与える印象は概して理不尽なもので、当事者には何の責任もない。政治家になる前、渡米した若き麻生さんも「I am asshole.」と名乗るのは、さぞかし苦痛であったろう。

いや、そういう話ではないのだ。

口をヒン曲げて(ヒン曲がっていることに責任はない)、言わなくてもいいことを言うところに最大の問題がある。高慢で傲慢な体質が、どうしても出てしまうのだ。

【高慢】自分の才能・地位などを鼻にかけて、思い上がった言動をする様子だ。

【傲慢】極端に思い上がった気持になり、むやみに人を見下す様子だ。

 彼は「バカヤロー解散」で戦後政治史に名を残す吉田茂が祖父(母方)だ。本人が望むと望まぬとにかかわらず、性質は遺伝するものだと思わずにいられない。

遺伝を離れて「謙虚」という体質を身につけたら、いかがなもんでしょうか。(無理)