眉に唾をつける理由とは

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 はい、そのことなんですが、実はキツネ=写真左=とタヌキ=同右=が関係しているようです。まとめて言うと狐狸(こり)ですな。

【眉唾】〔眉に唾を付けて見れば、キツネやタヌキのいたずらにだまされない、という俗信から〕▵正しい(本物)かどうか疑わしいこと。「半値以下で買えるなんて話はーだ」

【狐狸】〔年をとった〕キツネやタヌキ。〔何食わぬ顔をして人をだましたり 悪事を働いたり するものの意にも用いられる〕「ー妖怪」 

ここまでは前置きで、本題はCMをはじめとする「広告」である。

治五郎は、その影響をあまり(というか、ほとんど)受けない性格なので、影響されて買ったら損したという経験があまり(ほとんど)ない。(買う金がないだけかも)

しかし、ネットを含め世の中の広告全般を見渡すと、ど~~も「眉唾物」が多いような気がしてならない。もちろん「虚偽広告」は処罰されてしかるべきだが、虚偽スレスレの「誇大広告」を毎日のように目にする。

どういう狐狸がそういう広告を出しているかというと、ワシとは最も縁遠いジャンルの業界だ。美容、健康、不動産、保険。

以下は、ワシ自身の調査・取材に基づくものではないので固有名詞を多少ボカすことにしよう(今どき良心的な方ではないだろうか)。

カツラ・増毛のAネイチャー。ダイエット関係のRザップ。美容整形のTクリニック。この辺は、ちょっと怪しい。眉につける唾液が多めに必要だ。過払い金を取り戻すと大宣伝している法律事務所の中にも、誇大宣伝が問題になったケースがある。

日本の有名人は脇が甘いから、BSテレビのショッピング番組(全部CM)などに朝も昼も晩も出演している人がいるが、少し気をつけた方がいいと思いますよ。

大相撲解説者のMの海さん、映画監督のI筒さん、俳優のU沢さん。もともとは学者のM永T郎さんや、ハゲで売れてるコメディアンのS藤さん。いつか、何かの災いが振りかからなければいいが・・・と、ワシは密かに心配しているのですよ。