試合より記者会見が面白いスポーツもある

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いやあ、つい熱中して見てしまいました。日本大学アメフト部=写真=の事件で、加害側の宮川泰介クン(20)が行った会見。

治五郎もよく出かけたことのある日本記者クラブの会見場に、MLBの大谷翔平の渡米時より多くのマスコミが集まったというんだから、大変な関心度だ。

成人したばかりの彼(と親)が、弁護士を雇って遅くならないうちに自らの意思で会見を開いたのは異例だが、かなり賢明な判断だったのではないだろうか。

最初に読み上げた文章は大半が弁護士の作文だろうが、記者やリポーターとの質疑応答が始まってからは「おぬし、なかなか出来るな」的な、そつのなさと真面目な性格が浮かび上がる内容で、視聴者の多くは好印象を抱いたに違いない。

逆に際立ったのが、日大のダメぶりだ。「内田(前)監督」と「井上コーチ」に未来はないぜよ。自業自得とは言え、マスコミによる〝内田・井上征伐〟は今夜中にも始まっていると覚悟しなさい。あなたがたは「窮鼠猫を噛む」という言葉を知らないのだ。

【窮鼠】追い詰められたネズミ。「-猫をかむ〔=どたん場まで追い詰められて必死になれば、弱者も強者を苦しめることがあるものだ〕」

治五郎は反米主義者というほどではないが、「アメリカン」と名の付くものはコーヒーでもフットボールでも好きになれなくて、アメフトの試合を(テレビでも)見たことは一度もない。これからは見てみようかな。(いや、やめとこう)

アメフトと決別した宮川クンは、これからどうするんだ? 少し遅いかもしれんが相撲部屋に入門してはどうだ? 得意技は、とりあえず「送り倒し」ということで。