「虫の日」に思う

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6月4日は「虫の日」だったんだそうな。日本語は語呂合わせが得意だから、ほとんど毎日が「〇〇の日」になっている。かつての「虫歯予防デー」も6月4日だった。

「虫の日」は、漫画家・手塚治虫らの呼びかけで1988年に設立された日本昆虫クラブが制定したもので、昆虫が住める街づくりを目指しているんだそうな。(知らなんだ)

虫が苦手な人は多い(特に女性)。源氏物語に出てくる「虫めづる姫君」などは例外中の例外で、触るどころか見るのも嫌という人の多さは古今東西を問わないようだ。(意外なことにモンゴルで、男も女も虫は大の苦手という人が多い)

治五郎はといえば、好きでもないし嫌いでもない。味は、悪くない。東京ではなかなか手に入らないが、イナゴの佃煮=写真=などは好物の中でも上位に位置する。

蠅や蚊にも増して嫌われるのがゴキブリで、あれを目にした時の人々の脅えようといったら、あれは何だろう。ワシだって、ゴキブリを見れば心が和むとか癒されるとかいう変人ではないが、常人がゴキブリを殺す時の形相ほど恐ろしいものはない。

〝虫も殺せぬ性格〟のせいだろうか、実はさっき久しぶりに1匹見かけたのだが、妻に「殺虫剤!」とは言わずに見逃した。ばれると不興を買うから、内緒だぜ。