ガリガリ君と私
今朝の読売新聞日曜版「平成MONO図鑑」のコーナーに「氷菓『ガリガリ君』」=上=が載っている。「赤城乳業、1981年発売」とある。
<かき氷の周りをアイスキャンディーで固め、崩れにくくした。親しみを持ってもらおうと商品名に「君」を付け、いがぐり頭の小学生(当初は中学生)をキャラクターに。新たな販路としてコンビニエンスストアに着目、その伸長とともに平成に入って売り上げを伸ばし、年間4億本を売る。>
4億本と言えば国民一人当たり4本近い。国民といっても、歯のない乳児や認知のない老人も含むから実際は4本以上だろう。治五郎は、その一翼を担っている。
取材・執筆した松本記者によると中心商品はソーダ味だが、季節限定の味を120種類以上も手がけてきた。コーンポタージュ味はヒットしたけれど、ナポリタン味は<本物らしさにこだわったトマトやピーマンの味が好まれず>3億円の赤字。懲りずにメロンパン味(2016年)、温泉まんじゅう味(17年)とチャレンジを続けている由。
赤城乳業は、少しチャレンジしすぎなのではないか。
ワシが提案したいのは「焼酎味」だ。こりゃアンタ、今夏なんか大ヒットした可能性がある。レジで成人確認ボタンを押さなければならず、外国人店員が小学生に「ボク、これはダメよ」と断らなければならない光景を想像すると、少し心が痛むが。
どれ、ちょっくらそこのセブンイレブンまで行ってくらあ。(ソーダ味で十分です)