治五郎親方の大相撲初場所「総評」ならぬ「雑感」

f:id:yanakaan:20190128041313j:plain

待ちに待った(ではなく、もう来てしまった)千秋楽。午前中からネット中継で観戦していたら、2時過ぎに電話が鳴った。若い女の声だ。

「ナンタラカンタラ(給湯設備会社)の鈴木と申します。今やっている工事に手間取っているので、伺えるのは3時ごろになります。すみません」「な~んもだ」

こんな(声の)かわいい娘が、日曜日に工事で都内を駆け回っているのか。来たら、作業中に熱い茶かコーヒーぐらいは出さねばなるまい(自販機のでいいかな)。

来たのは、男だった(けっこうイケメン)。テキパキと老朽器具を修理する(というか取り換える)手際がいい。感心しつつ、しかし自販機まで行くのが面倒になった。

 何の話だっけ? あ、初場所だ。大関以上が壊滅状態の今場所で、また伏兵(モンゴル人の関脇・玉鷲)が優勝をさらった。彼はボキャブラリー(語彙数)が今いちだが、相撲に臨む姿勢や性格に問題はない。素直に「おめでとう」と言いたい。

今場所で考えさせられたのは、親方との「師弟関係」だ。親方自身は優勝した経験がないどころか三役にもなれずに前頭どまり。そういうケースは結構、多い。「強くなるには」とか「優勝前夜の心構えは」と言える立場にはないのだ。

どの部屋の誰とは言わないが(言ってるも同然)、いまだにパッとしない〝大器〟逸ノ城の親方などに、ワシの不満の矛先が実は向かっているわけだ。

(いや、もう、よかとです。総評じゃなく雑感ですけん)