「放浪者」が「定住者」から同窓会に誘われる

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断っておくが、上の写真は治五郎ではない。(少し似ているかもしれないが)

 同期入社の(元)記者仲間から同期会に誘われたと思ったら、翌々日の晩には大学の同窓生から数年ぶりに電話がかかって来た。

「T内だけど・・・覚えてる?」

「お・・・覚えてるとも」

T内は竹Uと表記しても間違いではない。(早い話が竹内なのさ)

40年前の学生が3人集まったら「ところで、彼(治五郎)は生きているのか」という話題になったらしい。「なんだか、新聞社を退職してからが大変らしい」「離婚して再婚したんでしょ?」「その相手というのがモンゴル人なんだよ」

今そこで一緒に飲んでるというA山=青Y(♂)、F藤=服T(♀)の顔も、まだまだ忘れちゃいない。(それぞれに年相応の外貌変化はあるんだろうが)

思えば、わが母校は教育大だったから、みんなが「教育」または「学問」、あるいはその両方に情熱をたぎらせていて、多くが教師か学者になった。将来の仕事に「面白さ」や「珍体験」ばかりを求めていた感のある治五郎青年とは違って、根が真面目なのだ。

この連中から同窓会に誘われれば、むげに断るわけにもいくまい。しかし、ワシみたいな隠居がヨロヨロと出かけるのも少し気が引ける。(上の写真は別人だってば)