なぜ外来語のアクセントまで変えるのか

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昨日の、新解さんによる「アクセントの型一覧」を覚えていますか? もう忘れたでしょう。人間、忘れることは仕方ありませんが、復習も大切です。

例えば、拍数3の「スミレ」と「バキ」と「ツジ」。スミレは低・高・高、ツバキは高・低・低、ツジは低・高・低。「~が」など、後に続く助詞その他によって、さらに細分類されるのだが、新解さんはそれを 0⃣ 1⃣ など独特の表記で説明した。

スミレは 0⃣ 、ツバキは 1⃣ 、ツツジは 2⃣ となる。

定着した外来語についても、彼(新解さん)はアクセントを定めないと気が済まない性格なのだが、その多くは原語と異なっている。例えば・・・

ギター 1⃣ 〔guitar〕

ピアノ 0⃣ 〔piano〕

ホテル 1⃣ 〔hotel

分かりやすく太字で表記するなら日本語ではター、ピアノテルとなるが、英語その他ではギター、ピノ、ホルだろう。

原語のイオン 1⃣ 〔lion〕が、日本ではなぜライオン 0⃣になるのか。

これは新解さんが悪いのではなく、日本人が悪い。なんだ治五郎、そんなことも知らなかったのか。(と今ごろ言うなら、早く教えて下さいよ)