梅雨と横綱に関する雑感

f:id:yanakaan:20190715060522j:plain

 結論を先に言えば「これでいいのだ!」となる。

雨の季節には雨が降らなければならない。ムシムシ、ジトジト、洗濯物を干せない日が何週間も続く。うっとうしい「梅雨」が、今年は久しぶりに戻ってきた。

大相撲名古屋場所では、二人の横綱白鵬鶴竜)が全勝を続けている。面白くない!が仕方ない。4大関が全滅状態だ。去年から今年にかけて、いろんな力士が初優勝を遂げて脚光を浴びたが、な~に白鵬がケガで休場した時だけじゃないか。

誰からも憎まれるほど強いのが横綱だ。昔の大鵬を知る少年は「あ、また圧勝しやがって、あの野郎!」と憎んだものだが、いま思うと、それが横綱というものなのだ。

梅雨の季節に雨が降り続く。横綱が、他を圧倒して勝ち続ける。これでいいのではないだろうか。(と書いたところで、昨日は白鵬逸ノ城に完敗を喫した。まあいいや。これで今場所の優勝の行方が少しは面白くなるだろう)

ちなみに、白鵬日本国籍を取得したらしい。遠からず、日本の国技は白鵬親方(いずれは日本相撲協会理事長)が統率することになるだろう。もう何も申しません。

どうでもいいけど、梅雨どきに降る雨の音がモンゴル人の耳にはどう聞こえるか?

辞書を引くと「cap cap(サルサル)」「шиp шиp(シルシル)」と載っていて、義妹に教えを乞うたら前者が「ザーザー」、後者が「シトシト」に近いようだ。かの国もまた豊かな擬音語の世界を持っているのだ。