安美錦の引退と「他人の空似」

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そらに【空似】血縁関係が無いのに、顔つきがよく似ていること。「他人のー

 大相撲で一時は関脇まで行った安美錦(40)=写真左=が、女優の田中裕子(64)=写真右=と似ているどころか、全く同じ顔をしている(!)という驚くべき発見について、治五郎はかなり早い時期から叫び、警鐘を鳴らし続けてきた。(叫ぶほどのことではないか。第一、だれに向かって何の警鐘を鳴らすんだ?)

 <安美錦 竜児(あみにしき・りゅうじ) 1978年10月3日生まれ。青森県深浦町出身で、同県立鯵ヶ沢高卒。安治川部屋(現伊勢ヶ浜部屋)に入門し、97年初場所初土俵を踏んだ。2000年初場所新十両、同年名古屋場所新入幕。三賞は殊勲賞4度、敢闘賞2度、技能賞6度の計12度受賞。名古屋場所10日目時点の通算成績は907勝908敗54休。1㍍84、149㌔。>(17日付読売新聞朝刊)

関取在位117場所は魁皇と並ぶ最多記録とあって、新聞各紙とも大きく扱っている。詳しい略歴や評伝(的なもの)も、1力士の引退記事にしては、取材してきた相撲記者たちの拍手が聞こえてきそうな内容だ。

「(十両残留の)目がなくなった時点でスパッと決めたかった。勝負師として」「最善を尽くしてきたが、全部受け止める。ずっとけがと付き合って、また最後にお前(右膝のけが)にやられるのかという気持ち」(同紙)

誰もが「よくやった」「潔い」と感じるのではないだろうか。同じ津軽人として、この顔を応援してきた治五郎にもホッとした気持ちがある。

円満な引退おめでとう、田中裕子さん。(えっ、全く別人だったの? うすうす、もしや別人じゃないかとは懸念していたんだが。失礼いたしました!)