日本ーモンゴル戦を見るのがつらかった理由

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モンゴル人の妻は、日本に住んで久しい。サッカーW杯2次予選を見ていても「柴崎は出てる? なぜ久保を出さないの?」と、もう日本人の目になっている。

対して日本人の年老いた夫(治五郎)は、なんとなく「弱い敵」モンゴルを応援したい気持ちである。試合前、サッカーに詳しい横綱鶴竜は「モンゴルは、いくら頑張っても0-5で負ける」と予言していたそうだが、ほぼ的中した。(ちなみに白鵬は「私はもう日本人だから、日本を応援する」と断言した由。だから彼は母国で好かれない)

 モンゴルを応援すると言ったって個々の選手に関する情報は皆無に等しく、聞いたような名前の選手だらけなのに応援のしようがないまま、試合は終わった。

日本代表チームで10年ぶりに得点した長友が「喜び方を忘れていた」と言ったり、元横綱朝青龍が「サッカーの思い出」(休場中にモンゴルでサッカーを楽しんでいたのがバレた件)を語ったのが、面白いと言えば面白かったが・・・。

国際化の時代、国際試合の楽しみ方は難しくなってきている。と実感した。