そろそろ最後(?) サンド会

f:id:yanakaan:20191119112542p:plain f:id:yanakaan:20191119112649j:plain

時間の過ぎ方が一段と加速して、月の満ち欠けばかりかヒゲや爪の伸び方にまで実感されるようになってきた。大相撲九州場所も中日(なかび=8日目)を迎えたかと思いきや、きょう20日はもう終盤の11日目だという。第三土曜(今月は16日)夜のサンド会なんか、一昨日の事かと思ったら4日も前の話になっている。

その前日、大野画伯から「今月も行けないが、皆さんでどうぞ」と秋田の銘酒「雪の茅舎(純米吟醸)」=写真左=の一升瓶が届いた。しかし、彼が何人か連れてきてくれないと、一升瓶は片付かない。(一人でも片付けられないことはないが、もったいない)

すると三鷹方面から遠路はるばる、ギターの巨匠・原荘介さんが弟子の吉田さんを伴って現れた。どちらも〝アラサン〟(アラウンド傘寿=80)であるから、平均年齢が一気に高くなる。吉田さんは西尾久・小台界隈に土地鑑があるが、原さんは初めて。

隠居所とはいえ、治五郎庵の狭さに呆れるだろうと思ったら、原さんは室内を見回して「あずましいな」と、つぶやいた。「快適・心地よい」を意味する津軽弁だ。

この人は秋田県人だが、父が南部で母が津軽の出身。津軽弁が〝母語〟なので、ワシと会えばたちまち津軽訛りが全開というか炸裂する。東京人やモンゴル人には全く意味が通じない言葉が多いので、そのつど自ら〝通訳〟を務めた。

原さんは珍しいテキーラ=写真右=を1本携えてくれたのだが、アルコール度36%とあって、さすがに飲み切れなかった。次のサンド会まで(なるべく)取っておく所存であるが、その日は訪れるであろうか。

テキーラ 〔tequilla=メキシコの地名〕 メキシコ産のアルコール分の強い蒸溜酒。原料は、竜舌蘭の一種の樹液。