思えば、あちこち住みました

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読者のための記録ではなく、消えゆく自分の記憶を補うために書いておくのですよ。生まれてから今の老境に至るまで、半年以上は住んだことがあるという場所を(順に)挙げれば、どういうことになるか。

青森県東津軽郡平内町、旧西ドイツ・フランクフルト市、同国ハイデルベルク市、青森県弘前市宮城県仙台市弘前市(2度目)、千葉県市川市船橋市だったかも)、東京都江戸川区、同板橋区群馬県前橋市、神奈川県川崎市、埼玉県大宮市(現さいたま市)、東京都台東区(谷中界隈で2か所)、同板橋区(2度目)、青森県弘前市(3度目)、東京都荒川区

延べ16か所だ。普通の人(って、どういう人だ)に比べると、これは多いんだろうか、少ないんだろうか。「多い!」という人と「少ない!」という人に分かれるだろう。

オギャーと生まれた家に半世紀以上ずっと住んでいるという人もいるだろうし、1年に何度も引っ越したから100か所ぐらいには住んだという猛者もいるはずだ。治五郎が愚考するに、延べ16か所あたりが日本国民の平均ではないだろうか。

 もしもワシが真っ当な社会人(会社人間)や家庭人であったなら、30代以降は埼玉県大宮市(現さいたま市)=写真左は氷川神社=に定住して老年に至ったはずなのだが、そうはならなかった。

ワシの原点は、やはり青森県東津軽郡平内町で乗った馬そり=写真右=にある、という話に持っていきたいのだが、それはまた今度ね。