日本民族は「自然な握手」が苦手である

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「なんだ、この写真は?」と、治五郎などは不快な感情を抱いてしまう。

7日に開かれたネット番組の党首討論後、カメラマンの求めに応じて撮られたヤラセ写真である。結成されたばかりの立憲民主党・枝野代表(左から2人目)は「これから本気で闘う相手と、手なんかつなげるか!」と抵抗を示したようだが、結局は「まあまあまあ」の声に押し切られ、こういう不自然の極致みたいな写真になった。

よほど好意的に解釈すれば「公示後は、互いにフェアプレーで戦い抜きましょう」という有権者向けのアピールなんだろうが、有権者だってバカじゃないんだから、この写真のどこにも「真実」が存在しないことは考えてみるまでもなかろう。

日本人は歴史的に「握手」が苦手なのである。元をたどれば縄文時代から明治維新に至るまで、昼日中に他人の肉体に触るなどという経験をしたことがなかった。

初対面の人とでもハグして、同性だろうが異性だろうが「ほっぺにチュッ」なんてことは欧米でもモンゴルでも普通なんだけれど、それが出来る日本人は極めて少ない。

それにしても、この写真はヘンだよ。なんで右手と左手を交差させる必要があるのか? いっそ全員が互いに、ほっぺにチューし合えばええんちゃう? 

出来んじゃろう。出来んて。日本人じゃけんのう。(地球規模の視点に立てばワタクシたちの民族は相当、変わっていると考察されるのですが、いかがなものでしょうか)