2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

審判の存在意義

① ② ③ スポーツにおける「審判」というものの位置が、治五郎にはよく理解できない。柔道=写真①=にしろサッカー=写真②=にしろ、この人たちは何をもって人生の喜びとし、生きがいとしているのであろうか? 本人がオリンピックでメダルを取ったとか、W杯で…

実は不眠症と無縁な私

治五郎は「睡眠」=イラスト=で苦労したことがない。夜中に「寝苦しいな」と思うことはあるが、それは酒が足りないからに決まっているので、焼酎を2合も飲めば問題はたちどころに解決する。 若い頃から、会社のソファで昼寝するのが得意だった(素面でだよ…

時差ボケ老人

【時差】㊀地球上の二地点における時刻の差。〔時刻として、各地点の地方時を採用すれば、時差は、経度差一五度差につき一時間。実用上は、それぞれの地域の標準時を採用する〕「東京とパリのーは八時間/ーぼけ」 ぼけ【〈惚け】㊀ぼけること。「いよいよー…

ディフェンダーの意訳(?)

<試合後の日本人サポーターによるスタンド清掃が注目を集める中、この日はセネガル人サポーターも一緒にゴミ拾いする姿が見られた。 日本人の清掃活動については、英国メディアが23日の記者会見で「日本ファンはなぜ掃除するのか」と質問。DF吉田麻也(29…

荒川区西尾久のカラスは行儀がいい

よんどころない事情があって治五郎は過去19年、各地を転々としてきた。 よんどころない【≪拠無い】〔拠りどころが無いの意〕そうするよりほかに方法がない様子だ。また、他のことを犠牲にしてもそうしなければならない様子だ。「-用事」 ①台東区谷中3丁目 …

身体髪膚(はっぷ)これを父母に受く

あえて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり 【髪膚】「髪の毛と はだ」の意の古風な表現。〔からだ全体の意に用いられることもある。例、「身体ー、これを父母に受く」〕 【毀傷】「損傷」の意の古風な表現。「身体髪膚これを父母に受く、あえてーせざるは…

昔のウィッキーさんを今のウィッキーさんで調べる

アントン・ウィッキーさん(1936~)=写真左=である。若いモンは、もう知らないかもしれない。(懐かしいなあ) 80年代を中心に15年間、汐留ではなく麹町にあった日本テレビ「ズームイン‼ 朝!」の「ウィッキーさんのワンポイント英会話」コーナーに出演し…

エジプト人をめぐるホロ苦いニュース

初戦の相手コロンビアに勝ったもんだから、日本中が「サランスクの奇跡」とか「半端ない大迫」とか言って浮かれている。それはまあ結構なことだろうが治五郎は、つい次のような小さな記事に目が留まって考えさせられる。 <サッカーのワールドカップ(W杯)…

W杯のマークとムンクの「叫び」

W杯の中継を見ているとロゴマークと言うのかエンブレムと言うのか、場面が変わるごとにそれがうるさいくらい出てくる。ほんの一瞬のことだから、目を凝らして全体像を把握しようとしても把握できない。 そこで、静止画像=写真左=をじっくり観察してみた。…

天災は忘れる前にやって来る

どうも、月の満ち欠けが早くなってきてないか? とは最近もブログに書いた治五郎の実感。年のせいだろうと思っていたが、そうとばかりは言い切れないようだ。 関東大震災(1923年)が今から95年前。それを〝忘れた頃〟に阪神淡路大震災(1995年)=写真=が…

今こそ「野球」を語りたいが

「なんで、サッカーW杯の開催中に限ってプロ野球の話をするんだ?」 「治五郎は偏屈者だから、みんなと話を合わせるのがいやなんだろう」 まあ、そう決めてかからずに。ワシの少年時代は日本中、スポーツといえば野球かプロレスであった。そして野球といえ…

Ta apxи yyдaг yy?

「タ アプクス・・・」 違います。キリル文字では「ター・アルヒ・オーダゴー?」と読んで下さい。和蒙(日本語・モンゴル語)辞典を引けば「あなたは酒を飲みますか?」と載っているが、そんな堅苦しい会話は現実的でない。「いける口?」が正しい訳だ。 飲…

空き缶ものがたり

家を出て数歩のところに大型の自動販売機が2台、デンと据えてある。空き缶=写真=専用の大きなゴミ箱もあって、自販機の設置者が定期的に回収してくれるが時々、入りきれなくて溢れそうになることがある。それだけ利用者が多いのだろう。 治五郎も、こっそ…

日朝首脳会談がウランバートルで開かれる可能性の有無

何だ、この2棟の建物は。埼玉県あたりの市営住宅か? と人は思うだろう。 左側の広告塔(みたいな物)は無かったが1991年、治五郎が初めてモンゴルへ行った頃は、ウランバートル市内に外国人が泊まれるようなホテルが2軒しかなかった。その一つが「バヤン…

命なりけり水元公園

水曜日の昼下がり、葛飾区東金町に住む主婦のP子さん(36)が玄関先の掃除に熱中していると、知らない男から声を掛けられた。 「ちょっと、すんません」 「えっ? はい何でしょうか(変な人でなきゃいいが)」 「水元公園へ行く道を教えてくれませんか」 男…

信じてもらえないでしょうが、これが正直なところです

先般の、日大アメフト部の監督・コーチの記者会見を思い出してほしい。 「信じてもらえないでしょうが、私は(危険タックルを)指示していません」 「相手に怪我をさせろという意味ではなかったのが、正直なところです」 言葉の端々(下線部)に「私の言葉は…

北村薫「太宰治の辞書」を読む

太宰治=写真左=が愛人と玉川上水に飛び込んだのが1948年の6月13日、遺体発見が同19日。「桜桃忌」は俳句の季語にもなり毎年、多くの太宰ファンが三鷹・禅林寺に詰めかける。70周年に当たる今年は、ことのほか大賑わいだろう。 治五郎は何よりも「群れる」…

急に読めなくなったら、ごめんなさいよ

どうも、またパソ子の調子がよくない。ブログを書く分には問題ないのだが、読者の立場になると、(昨日の記事で言えば)最初の6行が薄い字でほとんど読めないようだ。 治五郎は性格上、また職歴上の習慣もあって万事を疑ってかかり、原因として考えられる限…

糸屋の娘は目で殺す

<大阪本町 糸屋の娘 姉は十八 妹は十五 諸国諸大名は 弓矢で殺す 糸屋の娘は 目で殺す> 地名・屋号・年齢などには様々なバラエティーがあるようだが、これは「起承転結」の手本として昔から有名な章句だ。 1行目で人物を登場させ、2行目で少し詳しい説明…

「酔眼」を見抜くモンゴル人

昨日、妻アルタンの妹バルジンが来日した。昔、何年か働いていた板橋・下赤塚の焼き鳥屋(店頭販売)でしばらくバイトするので、治五郎が連れていくことになった。 ワシが早起きして電車で出かけるなど、滅多にないことだ。彼女も東京での電車通勤は初めてら…

合掌するその手が蚊をうつ

ことし初めて蚊に刺された。もちろん、気づいて右ひじを叩いた時はすでに遅かった。 そこで浮かんだのが、タイトルの一句。ただし治五郎の創作ではない。 「これのどこが俳句なんだ?」という人もいようが、何も5・7・5の「定型」だけが句ではない。「自…

グアテマラ人と蒙古斑

<【サンパウロ時事】中米グアテマラの首都グアテマラ市の南西約40キロに位置する活火山フエゴ山で3日発生した噴火で、政府当局は6日、死者が少なくとも99人に達したことを明らかにした。現地からの報道によると、なお200人近くが行方不明で、犠牲…

和歌山県警も大変だ

マスコミ用語で「弾(はじ)ける」というのがある。辞書にはないが「未解決だった難事件の捜査が、容疑者の逮捕などで急展開を見せる」ことだ。その日を想定して「Xデー」と呼ぶことも多い。 〝紀州のドン・ファン〟の変死事件が世間の耳目を集めている=写…

梅雨は嫌いではないが・・・

明日あたりが梅雨入りだろう、と言われている。 治五郎は、梅雨というものが他人様に比べて嫌いではないようだ。6月は気温も手ごろだし、日没が遅い。(酒飲みは早く夜になればいいと思っていると考えるのは偏見で、外が明るかろうが暗かろうが、飲み始める…

「虫の日」に思う

6月4日は「虫の日」だったんだそうな。日本語は語呂合わせが得意だから、ほとんど毎日が「〇〇の日」になっている。かつての「虫歯予防デー」も6月4日だった。 「虫の日」は、漫画家・手塚治虫らの呼びかけで1988年に設立された日本昆虫クラブが制定したもの…

日本の老人が韓流時代劇にハマると厄介だぞ

① ② ③ 「治五郎さん。ご隠居! また韓国の時代劇を見てるんですか? 『奇皇后』って、これはもう何年も前のドラマですよ。全部見たんじゃなかった?」 「いいんだよ、何回見ても。もうストーリーはほとんど忘れてるし」 「俳優の識別は出来てるよね? 例えば…

どうでもいいが、どこか似ていないか

① ② ③ 関東学生アメフト連盟なるものが、どういう組織なのか治五郎は存じ上げない。が、先日の記者会見で話す人を見て「待てよ、どこかで見た顔のような・・・」と感じた。 同連盟専務理事の森本啓司=写真①=という人である。危機管理能力の無さを露呈した…

匿名と人権と血圧

最近は毎日、テレビで何度となく目にするシーンだ。匿名インタビュー=写真=。 首から下だけ映し(しばしば声も加工する)、その人の家族でもなければ(家族であっても)誰が話しているのか分からないように出来ている。重要な〝証言〟をする当人が危険にさ…