2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読んだか読んでないかを忘れる

この傾向は50歳代から自覚されるようになった。むかし読んだことを忘れて、同じ本を買って帰って後悔する。しかも「むかし」が20年も30年も前ではなく、ほんの1~2年前ということも珍しくなくなってきた。 還暦前後から着々と「断・捨・離」を推進し続けて…

「厳重な抗議」はどのように行われるのだろうか?

A(間接抗議) 「あのう……北京さんですか? こちら日本政府ですが、北朝鮮がまたミサイルを発射しました。今度は真夜中で、飛距離も伸びたらしい。直接ねじ込みたいところですが、そうもいかないので、また電話しました。日本国は世界と歩調を合わせ厳重に…

6個で108円(税込み)のシュークリーム

1個だと何円か? 少年時代なら暗算で即答できたんだが、半世紀も経った今じゃもう脳がアレだから携帯の電卓機能を使う。「1個18円」と出た。うむ、安い! 一貫してノンベエの治五郎は甘いものが苦手で、落語と違って「まんじゅう怖い」は本心と言える。例…

何十年ぶりかで見た変死体

治五郎の隠居所は荒川区の端っこにあって、歩いて1分足らずで隅田川。橋を渡れば足立区に入る。さらに何分か歩けば荒川に架かる扇大橋があって、広い河川敷がある=写真=。 早朝に散歩するような健康志向とは縁のない治五郎だが、今朝はどういう風の吹き回…

「相撲ロス」は隔世遺伝らしい

大相撲ファンは、本場所が終わって1週間ぐらいは「相撲ロス」に苦しめられる。この言葉はまだ辞書に載っていないが、意味は分かるはず。毎日が物足りなくて手持ち無沙汰で、なんともやりきれないのだ。一種の禁断症状。ネットで「相撲ロス」を検索すれば、…

「記憶にありません」に2種あり

一つは、言うまでもなく国会中継で昨日も今日も繰り返された常套句。その参考人に果たして記憶があるかないかは証明しようがないので、このセリフが出ると追及する側もそれ以上は追及できない(隠し撮りした画像や音声が暴露されたりすると面白いのだが幸か…

ボーッと往来を眺める

往来というのは①「行くことと来ること」②「道路。通り」のことで、ここでは②の意味だが①をも含意している。すなわち、道路といっても滅多に人が通らない農道や、車しか通らない高速道路のことではなく右から左へ、左から右へと頻繁に人や車(人力車ではない…

兄弟子と弟弟子の口の利き方

今場所は白鵬が通算勝利数で魁皇(現・浅香山親方)を超え、記録を更新した。素直に祝福したい。(写真が違ってるって? 分かってます) これは2015年に当時の関脇・照ノ富士(今は大関)が初優勝して、付け人の駿馬と抱き合うシーン。なかなか感動的だった…

「忖度」の本義

あれ? 治五郎さんよ、タイトルと写真は少し話がズレてないか? と疑う読者がいるかもしれない。まあ、お聞きなさい。 読み方も知らない人が多かった「忖度」が、今は流行語大賞の有力候補になっているらしい。忖度とは「自分なりに考えて、他人の気持をおし…

大相撲の周辺

2横綱1大関が休場しているのは寂しい限りだが、今年の名古屋場所も後半を迎えて土俵が熱気を帯びてきた。 なんでも最近は「スー女」とかいうのが話題になっていて、新明解国語辞典風に定義すれば「相撲(特に大相撲)の知識が豊富で熱烈な女性ファン。概し…

なんで治五郎?

治五郎といえば普通、思い浮かべられる人物は嘉納治五郎=写真=であろう。講道館柔道の創始者で、近代日本のスポーツ界・教育界に巨大な足跡を刻んだ(足のサイズが大きかったという意味ではない。念のため)。 で、当ブログの筆者がなぜ治五郎を標榜するの…

治五郎の前歴と「サンド会」の沿革

前歴といっても「前科前歴」のそれではなく「経歴」と同じような意味なので、あまり引かないでもらいたい。治五郎は逮捕された経験がないし、身柄どころか書類を送検されたことすらない。(自慢するな) 40代前半で働き盛りの新聞記者だった1997年初夏(ずい…

都電に持ち込んではいけないもの

東京都交通局のホームページを見ていたら、雷に打たれたような衝撃を受けた。都電荒川線=写真=の利用方法の項に、こう書いてある。 <車内に持ち込めないもの 危険物、暖炉・コンロ、死体、動物(手回り品として持ち込み可能な場合を除く。)、不潔なもの…

治五郎日記スタート

治五郎日記とは何か。おいおい普及していくかとは思いますが、とりあえず。