射幸心ゼロのギャンブル・アレルギー

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今年の有馬記念は大方の予想通り、キタサンブラック武豊騎手)=写真=が逃げ切って制し、有終の美を飾った。馬主の北島三郎が感涙にむせんだのも結構、いい光景だった。「なに、治五郎は競馬もやるのか。知らなかった」ですって?

やりませんよ。競馬場へ行ったこともないし、馬券を買った経験すらない。テレビ観戦は好きになってきたが、そんなド素人が競馬を語るな! という叱責は、ごもっとも。

「賭け事」というものに対して、ワシは異常なまでのアレルギーがあるのですね。勝ちたくない、金を儲けたくない。運に恵まれて勝ったり儲かったりするのが、嫌で嫌でたまらない。パチンコでさえ過去に3度やったかどうか。宝くじを買うなんて、そんなこと滅相もない! こういう人は変でしょうか? (変です)

男の道楽をよく「飲む・打つ・買う」と言うけれど、ワシの場合は昔から「飲む」に一極集中させてきた感がある。「打つ」や「買う」にまで手を広げると、酒の味が明らかに落ちるような気がするのだ。どの馬が勝ったっていいや、というのが本音。

それはそれとしてキタサンブラックは良かった。サブちゃん、おめでとう。