実は不眠症と無縁な私

f:id:yanakaan:20180627232453j:plain

治五郎は「睡眠」=イラスト=で苦労したことがない。夜中に「寝苦しいな」と思うことはあるが、それは酒が足りないからに決まっているので、焼酎を2合も飲めば問題はたちどころに解決する。

若い頃から、会社のソファで昼寝するのが得意だった(素面でだよ)。枕などは不要。首の後ろ下に広辞苑か何か、分厚くて硬い物が当たっていれば、部屋が明るかろうが周りがうるさかろうが、短時間で熟睡できるのだ。

ここ3週間ほどモンゴルから義妹が来ているので、夜は「川の字」になって寝ているのだが、並び方によっては世間の誤解を招きかねない(思い過ごしか)。それで、妻と姉の立場を兼務する責任者が真ん中に寝ている。

W杯の最中で、ワシはテレビに最も近い場所でかじりつきたいのだが、それだとトイレに立つたびに二人の女を踏み潰しかねない。ボールの所在や選手の顔はよく見えないが、3等席で音のボリュームを最小にして(もちろん叫んだりせずに)観戦している。今は韓国・ドイツが0-0で前半を終えたところ。

よくしたもので、この姉妹は寝つきがいい。韓国が攻め込もうがドイツが守り切れなかろうが、ひとたび眠れば「我関せず焉」。いいぞ、その調子その調子。

えん【〈焉】〔終助詞的に〕漢文訓読調の文の末に置いて、言切りの意を強める語。「我関せずーという〔=自分は全く関知しないんだという態度を取る〕人ばかりだ」

(補記)前回優勝のドイツが0-2で敗れた。Ach!(アッハ=英語だとOh!)