もしも「治五郎食堂」を開店したら、お出しできるもの
最初に断っておくが、この構想の実現可能性はゼロだ。理由を列挙しよう。
①開業資金がない ②資金があったとしても、経営する能力がない(そもそも計算が出来ない) ③足腰が弱っているので、厨房に長く立てない。調理中のケガも心配 ④店主に稼ごうとする意欲がない ⑤酒類も提供した場合、店主が飲んでしまう恐れが大
飲食店経営には向いていないことを重々承知のうえで昔、こんな構想=妄想を抱いたことがある。インスタントの古参「サッポロ一番みそラーメン」の専門店である。その味にワシが大満足してから、今月でちょうど50年になるらしい。
まず、駅前で潰れた立ち食いそば屋を(居抜きで)手に入れる。その辺のスーパーで材料を買い揃えれば、このくらいのもの=写真=は1食200円台で提供できる。朝・昼・晩、日本の貧しいサラリーマンが「ちょっと何か食いたい」と思った時、治五郎ラーメンの人気は爆発するだろう。(甘いか)
もちろん、メーカー(サンヨー食品だったかな)の許可を得なければならないし、始めたら始めたで大変なことになるだろう。(本気じゃないから心配しないでね)
ワシが「もったいない」と思うのは、せっかく磨いた料理の腕が(同居者以外は)誰にも知ってもらえないこと。結構、うまいと思うんだけどね。
レバニラ炒めは、レバーを牛乳に浸す時間が大切なこと。豚肉の生姜焼きは、ショウガが多すぎても少なすぎてもダメなこと。豚汁は・・・
お出しできるものは、ないかもしれませんね。