OBは、口うるさいんだよ

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【口うるさい】㊀なんでも きちんとさせねば気が済まない性分で、いろいろ口出しをする様子だ。㊁口やかましい。

これは、新解さんの第6版。第7版になると、以下のように口うるささが増す。

【口≪煩い・口 {五月〈蠅} い】何かにつけて自分の思うとおりにさせなければ気が済まない性分で、事の大小にかかわらず助言や注意を与える様子だ。「精密機械だから慎重に扱うよう口うるさく言う」

≪ や〈 や { が多すぎて、自家撞着に陥ってませんか新解さん

五月の蠅=写真=は確かに五月蝿いが、今はその話ではない。今朝の読売新聞の「訂正 おわび」欄に、こんなことが書いてあった。(この欄は治五郎にとって必読)

<13日【社会】「『神城断層』がずれた可能性」の記事で、「鈴木康弘名古屋大学教授」とあるのは、「鈴木猛康・山梨大学教授」の誤りでした。電話取材の際に確認が不十分で、両教授を取り違えました。関係者におわびします。>

おい!

<確認が不十分>という話ではないだろう。キサマは一体、どこの誰に<電話取材>したのだ? ま、こういうトンデモナイ間違いも犯すことがあるのが人間ですけどね。

と、若いモンの失敗を温かく見守れるのも、自身が場数を踏んで来たおかげ。ワシが今もデスクだったら、今夜は(相手が嫌がっても)飲みに連れて行くだろうなあ。(おっと、もう今夜はサンド会だったか)

キミは「若秩父の悲惨な戦い」を知っているか?

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世にあまたいる若い「スー女」たちも、そこまでは知るまい。

治五郎が小学校高学年の頃だから、横綱大鵬(1940~2013)の全盛期だったと思われる。「若秩父」=写真左=という相撲取りがいた。美男子とは言えないだろうが、豪快な塩撒きと真面目な取り口で存在感と人気があり、関脇まで行った力士だ。

彼が引退したのはワシが高校に入った1960年代の終わりで、当時はフォークソングの全盛期。大学に入って間もなく、なぎらけんいちという変わった名前のシンガーソングライターが「悲惨な戦い」という歌を発表した。なぎら健壱(66)は今も現役だ。

タイトルからし反戦歌かと思ったらそうではなく、シングルレコードのジャケット=写真右=を見れば分かる通りのコミックソングだ。調べたら1973年リリースとある。

土俵上で熱戦のあまり、若秩父の回し=フンドシが外れてしまい、国技館やNHKの不手際が重なって日本中が「それ」を見てしまうという悲惨なストーリーが展開する。

若い頃は、ばかばかしいものほど面白い。若秩父という個人名を出したせいかどうか物議をかもして放送禁止になったとか、いや実はそうじゃないのだとか、いろいろ話題を提供しながら今日に至っている。

人間の記憶が恐ろしいのは、ワシが若秩父事件を「史実」と半ば思い込んでいたこと。土俵上で立ちすくむ若秩父の困惑顔をクッキリと思い出すような気がするのだが、実はこの事件、全くのフィクションらしい。なぎらさん、(古い話だが)罪だぜ。

どうしても聴いてみたいという人は、YouTubeでどうぞ。(あまり勧めないが)

「予定稿」は出来ていたかな?

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<「YOUNG MAN」(Y.M.C.A)」「傷だらけのローラ」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹(さいじょう・ひでき、本名・木本樹雄)さんが16日、急性心不全で死去した。63歳だった。>©読売新聞

どうせ「早すぎる!」と言うんでしょう。「人生百年の時代なのに!」と。治五郎は、そうは思いません。

歌と踊りに最大の生きがいを感じる人間が10代から数十年の間に、普通の人の何千年分も歌って踊って、コロリと逝けたら最高じゃないでしょうか。(人前での歌、まして踊りなど身の毛がよだつと感じるような男は、この限りにあらず)

ワシは新聞社を定年退職してから5年たったが、テレビが著名人の訃報をテロップで流すと反射的に時計を見る癖が未だに抜けない。

まず「原稿が(夕刊または朝刊の)締め切りに間に合うか」。間に合いそうな場合、亡くなった著名人が80代や90以上であれば我が方の準備は整っているはずだが、困るのは50代、60代(またはもっと若年)で急死するケース。「予定稿」がないのだ。

予定稿という言葉に、一般人は馴染みがないかもしれない。死なれてから慌てなくていいように、新聞社があらかじめ用意しておく死亡記事のことだ。実際の死亡時刻にもよるが予定稿さえあれば、最晩年の様子や関係者の談話を盛り込む余裕が生じる。

ある高齢の著名人(文学関係)と飲んだ時に「ねえ、僕の予定稿って出来てるの? 見せてくれたら添削するよ」と言われたことがあって「いや、それは」と断ったが、いま思えば、彼の希望に沿いたかった気がしないでもない。

ワシは西城秀樹とは同世代だが(2年ほどサバを読んでる)、好きな歌のジャンルが違うので何の思い入れもなかった。ハウス・バーモントカレーのCMソング(〽 リンゴとハチミツ とろ~り とけてる)が耳に残っている程度だ。=写真は、彼の還暦を記念した特製品=

「ヒデキの予定稿は出来ているか?」と一瞬、心配してしまったが、彼は2度の脳梗塞を乗り越えた経験があるそうで(ファンじゃないから、聞いたことはあっても忘れていた)、マスコミの右往左往は取り越し苦労だったようだ。

哀悼の意を表明しつつ、ヒデキには「おいおい、よかったなあ」と言いたい。

 

監視社会の功罪

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新潟市で起きた忌まわしい女児殺害・死体遺棄事件は、1週間で容疑者が逮捕された。

テレビ各局の情報番組では連日、目つきの良くない元刑事のコメンテーターが入れ替わり立ち代わり、水を得た魚のように推理を披露していたが、「犯人は近所にいる」説は正解だったし、さすがに的外れな仮説を立てる〝迷探偵〟はいなかったようだ。

昔と違って今は、防犯カメラや自動車のドライブレコーダー=写真=が町中に氾濫していて、今回もそれが決め手になった。もっとも、ホシ(犯人)は前月だかにも少女を連れ回して書類送検されたというマエ(前歴)の持ち主だから、捜査本部は当初から目星をつけていた節がある。慎重で着実な初動捜査だったと言えそうだ。

それにしても、小林容疑者(23)という青年は分別がなさすぎる。死体を電車に轢かせて本当の死因がバレないと思うところなど、子供じみている。今どき「死後轢断」かどうかなんて、司法解剖するまでもなく分かるのに。

思うに、彼の世代はスマホのゲームばかりやっていて、ミステリー小説などは読まないのだろう。犯罪捜査のイロハというものが全く分かっていない(そういうことをあまり熱心に勉強してほしくはないが)。

一つの警察署が、管轄区域に何人の不審者が住んでいるか、果たして把握しているものだろうか。それは公表されないから知りようがないけれども、どの署のデータベースにも「管内に居住する前科・前歴者の分布図」ぐらいは完備されているに違いない。頼もしいようでもあるし、恐ろしいようでもある。

何か大事件が起きて表通りで車の検問が行なわれ、捜査本部が運転者からドライブレコーダーの映像を集めたとしよう。

捜査本部長(署長)「この何回も出てくる年寄りは何者だ?」

刑事A「治五郎という名の隠居老人です」

刑事B「よく徘徊しているので、近所では顔を知られています。またチューハイを買いに行く途中かと思われます」

本部長「どうも私の勘に引っかかるんだ。一応、引っ張ってきて叩いてみるか」

な~んてことになったら、どうしよう。

眉に唾をつける理由とは

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 はい、そのことなんですが、実はキツネ=写真左=とタヌキ=同右=が関係しているようです。まとめて言うと狐狸(こり)ですな。

【眉唾】〔眉に唾を付けて見れば、キツネやタヌキのいたずらにだまされない、という俗信から〕▵正しい(本物)かどうか疑わしいこと。「半値以下で買えるなんて話はーだ」

【狐狸】〔年をとった〕キツネやタヌキ。〔何食わぬ顔をして人をだましたり 悪事を働いたり するものの意にも用いられる〕「ー妖怪」 

ここまでは前置きで、本題はCMをはじめとする「広告」である。

治五郎は、その影響をあまり(というか、ほとんど)受けない性格なので、影響されて買ったら損したという経験があまり(ほとんど)ない。(買う金がないだけかも)

しかし、ネットを含め世の中の広告全般を見渡すと、ど~~も「眉唾物」が多いような気がしてならない。もちろん「虚偽広告」は処罰されてしかるべきだが、虚偽スレスレの「誇大広告」を毎日のように目にする。

どういう狐狸がそういう広告を出しているかというと、ワシとは最も縁遠いジャンルの業界だ。美容、健康、不動産、保険。

以下は、ワシ自身の調査・取材に基づくものではないので固有名詞を多少ボカすことにしよう(今どき良心的な方ではないだろうか)。

カツラ・増毛のAネイチャー。ダイエット関係のRザップ。美容整形のTクリニック。この辺は、ちょっと怪しい。眉につける唾液が多めに必要だ。過払い金を取り戻すと大宣伝している法律事務所の中にも、誇大宣伝が問題になったケースがある。

日本の有名人は脇が甘いから、BSテレビのショッピング番組(全部CM)などに朝も昼も晩も出演している人がいるが、少し気をつけた方がいいと思いますよ。

大相撲解説者のMの海さん、映画監督のI筒さん、俳優のU沢T男さん。もともとは学者のM永T郎さんや、ハゲで売れてるコメディアンのS藤さん。いつか、何かの災いが振りかからなければいいが・・・と、ワシは密かに心配しているのですよ。

試練と風貌と歳月

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40年前、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母・早紀恵さん(82)である。

治五郎は、この人の風貌に弱い。顔や表情だけでなく、声や話し方にも弱い。「とても敵わない人物だ」と感じないわけにいかない。もし拉致事件がなかったら、どこにでもいる「普通のあばあちゃん」になっていたのだろうが今となっては、ただ者ではない。

ワシだって、つらい思いや悲しい出来事を全く経験しないで生きてきたわけではない。が、レベルが違うのだ。この人と向き合えば(向き合ったことはないが)、我が身を省みて「安閑と暮らしてきて、すみませんでした!」と心から謝りたくなる。

【安閑】▵人が忙しそうにしている(大事件が起こった)のに、構わずのんきな生活態度を続ける様子。

彼女の風貌を形成したものは、厳しく長すぎた歳月だろう。新聞記者の経験で言うと、再審で無罪が確定した冤罪被害者などに似た空気を感じることがある。人間社会の地獄を見てきて、しかし微かな希望を捨てきらずに生きてきた人に共通する雰囲気。

夫の滋さんはまた別な雰囲気を持つ人だが、彼は大丈夫なんだろうか? めぐみさんが急に帰ってきたりしたら、娘と認知できるのか? やや心配になる昨今だ。

あゝ、それなのに! 北朝鮮は「拉致問題は解決済み」と言い張るし、日本政府は親分たるアメリカのトランプ頼みだ。朝鮮半島は、南北を問わず「大日本帝国」がやったことに対する「恨(ハン)」の思想が消えない。日本人は「水に流す」のが好きで、ドイツみたいに「過去の清算」を徹底することができない民族なのだろう。

半島の人々は「たかが70年たったぐらいで過去の罪は消えない。1923年の関東大震災で多くの朝鮮人が虐殺されてから、まだ95年だぞ!」「豊臣秀吉が虎退治と称して朝鮮を侵略したのは・・・」と言うだろう。「うちの遠祖は白村江の戦いの時・・・」と言い出す人が現れないとも限らない。

「歳月」とは何ぞや。

月の満ち欠けが早くなってないか

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つい数日前が満月だと思っていたら、もう新月が近い。早すぎないか?

早すぎません。治五郎の加齢が等比級数的に早まっているだけです。

等比級数って何だっけ? 高校を出て以来、見たことも聞いたこともない言葉だ。

【等比級数】〔数学で〕Ⓐ等比数列から作られる級数。Ⓑ「等比数列」の旧称。

ますます分からん。調べるの、や~めた。 

<夏の軽装「クールビズ」が始まり、与野党議員の間でノーネクタイの胸元を彩るポケットチーフを身に着ける動きが広がっている=写真=。自民党国会対策委員会有志らは近く超党派の「タイ&ポケットチーフ議員連盟」を発足し、運動を広めたい考えだ。

クールビズで消費低迷に悩むネクタイ業界の支援につなげる狙いもある。国会終盤にさしかかり、与野党折衝が激しさを増すなか、自民国対幹部は「政治センスはファッションセンス。胸襟を開いた協議のきっかけになれば」と期待している。>©読売新聞

ふん。治五郎が(会社でもどこでも)ネクタイというものを着用しなくなって何年たつと思う? 20年だぜ。と思ったが、数えてみたら30年だった。年の取り方が等比級数的(意味はよく分からない)なのだ。月の満ち欠けが早くなるのも道理だろう。

いつだったか、葬式か何かでネクタイが必要になったが、結び方を忘れたので後輩に結んでもらったことがある。彼も主婦の経験はないから、後ろに回って悪戦苦闘。「ンもう、治五郎さん(ではなく本名)ったらア」と愚痴をこぼされたのを思い出す。

おっと、くだらん話をしていたら、大相撲夏場所の初日だ。あと数時間で序の口の取組が始まる。鶴竜が(なんとか)優勝したのは先月だと思っていたが、あれからもう二か月たったのか。月の満ち欠けは、明らかに早くなっている。

「十年一日」と「十年一昔」に関する一考察

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 浅草演芸ホール=写真左=は20世紀、ストリップ劇場だった頃に無名時代の渥美清萩本欽一北野武らを輩出した。井上ひさしも座付き作者をしていた。21世紀の初頭になって、治五郎はよく通ったというほどではないが何度か出かけた時期がある。

 「ぴろき」という芸人(54)=写真右=のウクレレ漫談を初めて見た(聞いた)のも、そこでだった。自虐的な短い失敗談の寄せ集めで、合間に「ヒヒヒヒ」という不気味な笑い声と「〽 明るく陽気に いきましょう」という歌が入る。

ぴろきは40歳前だったろう。異様な風体にワシは驚き、感心し、腹が痛くなるほど笑わせてもらった。当時の彼はまだあまり知られていなかったが、その後10年もすると「笑点」やNHKの演芸番組にもよく出るようになった。ご同慶の至りだ。

新解さんという辞書には「十年」という項目が独自に設けてある。

【十年】一年の十倍。〔現実の社会生活において何かが成就する最短期間。特に奉公の年限の意に多く用いられる〕

何かが成就するのに最低10年はかかるというわけですね。しかし「奉公」とは少し古くないかなあ、新解さん。「十年」には 続きがある。

「-一日〔長い期間にわたって変化が少しも見られない形容〕/ー一昔〔=世の中の変化・変遷を考える上で一区切りととらえられる十年〕」

この新解さんは2012年発行の第7版であるが、オールドファンの治五郎は「おや? 一昔前までは『十年一昔』の説明がもっとマニアックだったはずだが」と疑問を感じた。調べてみると案の定、第6版までは以下のように書かれている。

「-一昔」〔=その環境に漫然と浸っている限り十年間も短く また変化に乏しかったようにも感じられるが、世の中をよく観て来た人の眼からすれば、どの十年間にも 何かしら変化の観察されることが多い〕」

世の中をよく観て来た新解さんでなければ、とてもこうは断言できまい。辞書編集の世界も世代交代は避けられないが、版が改まるごとに〝新解色〟が薄まっていくのは残念なことだ。

ん~っと、何の話だったかな。そうそう、ぴろきの話だった。

彼の芸は「十年一日」のごとく何の変化もないように見えるが、本人の中では「十年一昔」と言えるような、何かしら変化が観察されているに相違ない。

過去10年を省みて、アナタは愕然としませんか? (しなきゃ、それでよろしい) 

〽 明るく陽気に いきましょう。

転ばぬ先に杖を使おうかな

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共産党志位和夫委員長が大型連休中に転倒し、右足を骨折していた。志位氏は8日の本会議を欠席したが、10日から復帰する予定だ。同党の穀田恵二国会対策委員長が9日、記者会見で明らかにした。

 志位氏は大型連休中、自宅近くを散歩していた際、段差につまずいて転倒。右足のくるぶしを骨折し、全治1~2カ月の見通し。当面は車いすを使うという。

 穀田氏は「(政治)活動に支障はない」と強調した上で、「色々仕事で骨を折っているものですから、つい本当の骨を折ってしまった」。共産党が「左派」に位置づけられていることを念頭に、「さすがに左の方は健在です」とも述べた。(及川綾子)>©朝日新聞

小さな記事だが、いろいろ考えさせられる。「自宅近くを散歩していた際、段差につまずいて転倒」は、治五郎にとって他人事ではない。散歩中と言わず、家の中でも段差は大敵だ。いつ大怪我をしても不思議ではない。きょう転ぶか、あす転ぶかと一日千秋の思いで待っているのだが(表現が変だな)、何事も待てば来ないものらしい。

志位さんは確かワシより一つ若いが、健康を重視しての散歩がアダになったようだ。ワシも車いす=写真=が必要になる前に、杖を使うようにしようかと考えてしまう。

それはそうと、穀田さんは「本当の骨を折ってしまった」とか「左の方は健在」とか、なかなかシャレの分かる人物らしい。志位さんに比べると男前だし(志位さん、ごめんね)他の野党は離合集散の繰り返しで頼りないから、頑張ってほしい。

セクハラも傲慢も犯罪ではないが

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人の悪口や個人攻撃は、治五郎の好むところではない。どんな人にも(よく探せば)必ず、何か一つや二つはいいところがある。みんな違って、みんないいのだ。

しかし、中には「一生、お付き合いしたくないナ」と思ってしまう人物も存在する。その人が好きなものは漫画、クレー射撃、そしてボルサリーノ帽=写真=など。ワシとは最も縁遠い。そう、麻生太郎財務大臣(1940年~)という人です。

10年ぐらい前に1年間、首相を経験しているが当時、国際部の記者に聞いた話によると、アソウという名を聞くと失笑するアメリカ人が多くて弱ったそうだ。「Asshole」に聞こえるからだ。(Asshole は、向こうのスラングで ①ケツの穴 ②ゲス野郎)

固有名詞が異国人に与える印象は概して理不尽なもので、当事者には何の責任もない。政治家になる前、渡米した若き麻生さんも「I am asshole.」と名乗るのは、さぞかし苦痛であったろう。

いや、そういう話ではないのだ。

口をヒン曲げて(ヒン曲がっていることに責任はない)、言わなくてもいいことを言うところに最大の問題がある。高慢で傲慢な体質が、どうしても出てしまうのだ。

【高慢】自分の才能・地位などを鼻にかけて、思い上がった言動をする様子だ。

【傲慢】極端に思い上がった気持になり、むやみに人を見下す様子だ。

 彼は「バカヤロー解散」で戦後政治史に名を残す吉田茂が祖父(母方)だ。本人が望むと望まぬとにかかわらず、性質は遺伝するものだと思わずにいられない。

遺伝を離れて「謙虚」という体質を身につけたら、いかがなもんでしょうか。(無理)