いつまでもあると思うな親と金

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これに続く言葉が何かあったな。何だっけ? と思う人が意外に多いらしく、ネット上が結構にぎやかだ。

正解は「ないと思うな運と災難」だとされているようだが、治五郎の認識というか記憶では(そこが心配だが)「運と天罰」ではなかっただろうか。

「いつまでもあると思うな親と金」を「ことわざ」と認めている人が大半だが、犬棒かるた=写真=にも入っていないし、ことわざとしては新参者に属すると思う。

この〝ことわざ〟の後半が素晴らしいのは、失敗だらけの自分には運がなかったと実感し嘆いている人をソッと励ましている点と、無事安穏に暮らしている人に「1秒後にはどんな災難に見舞われるか分からんのだぞ、オイ」と警告している点だ。

「ないと思うな」の後が「運と災難」より「運と天罰」の方がいいとワシが思うわけは、天罰という言葉はインパクトが強くて警句としての完成度が高いから。

(ふん、自分に天罰など下るものか)と高を括っているような人(例えばA国のT大統領や、K国のK党委員長)が耳を傾けるべき言葉だと思うのだが、そういう人たちは決して耳を傾けたりしないものだ。これを「馬の耳に念仏」と言う。