もう大相撲秋場所? 御冗談を。

f:id:yanakaan:20180908195230j:plain f:id:yanakaan:20180908195342j:plain

えっ、だって〝本命不在〟の名古屋場所で御嶽海が初優勝したのは3週間ぐらい前の話だろう。なに、もう2か月になる? うそだあ。

このように、治五郎の時間の感覚が大きく狂いだしたのは、いつ頃からだろう。昨年あたりからのような気がするのだが、これまた4年か5年、いやいや10年も20年も昔に始まった異変のように思えてくる。

今日が秋場所の初日だということに気づくことができたのは昨夜、BS日テレの「密着! すもう部屋物語」を見たお陰。ブルガリア出身の鳴門(元大関琴欧州)=写真左=、モンゴル出身の友綱(元関脇・旭天鵬)=写真右=の両親方と、その弟子たちに密着取材したドキュメンタリーだ。

相撲の技術だけでなく「日本とは」「日本人とは」を若者に叩き込む両親方の姿を見ていると、予想できたこととは言え「とうとうそういう時代になった」と、感慨を覚えずにいられない。

治五郎親方は「箸が転がっても泣ける年頃」だから、力士の巨体が土俵に転がるたびに泣けて泣けてしようがない。(少しヘンだろうか)

おっと、いけない。まごまごしていると初日の取組が(序の口は朝の8時半から)始まる。本場所の15日間は、あっという間に終わる(実感としては3~4日)。厄介だ。