アジサイ・マンジュシャゲ

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 「おい、まだ続くんかい! 『花』シリーズは」「もう今回で終わりますさかい、堪忍しとくれやす」

アジサイ=写真左=は好きだ。鬱陶しい梅雨の季節に、これほど心を晴らしてくれる花はない。ただし、桜とは対照的に〝散り際〟が良くない。6月の盛りを過ぎて7月になっても8月になっても、腐りながらダラダラ、グズグズと咲いている。見苦しい。そこが、日本人にはあまり好かれない理由のようだ。アジサイに責任はないんだが。

マンジュシャゲ=写真右=は、もっと好きだ。秋の彼岸が近くなると田舎の田んぼの畦道や、都会でも(なぜか)墓地・霊園の近くで見かける。有毒成分があるそうで、縁起が良いか悪いかというと明らかに悪く、この花を愛でるために外出したという人の話は滅多に聞かないが、そこが好きだという変人もいる。色も姿形も申し分ない。

 

昨日のサンド会に訪れたのは、元後輩の女性新聞記者1名。松本由佳という。半年ぶりぐらいで会ったワシに「あ、老けましたね」と直言できる数少ない人物である。

【直言】(上の)人に対して、遠慮せずに言うこと。

損得・利害・愛憎などが絡む余地のない「清談」に終始した。(と記憶する)

【清談】〔金もうけ・暮らしむきの話や人のうわさ話とは関係の無い〕趣味・芸術・学問・信念などについての話。

う~む、〔暮らしむき〕や〔人のうわさ話〕が少しでも混じると「清談」とは言えないのか。上記の「清談」は取り消します。