「隠」の付く境遇の私とお巡りさん

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【隠居】仕事や生計の責任者であることをやめ、好きな事をして暮らす▵こと(人)。〔狭義では、(定年後の)老人を指す〕「楽ー・-仕事・-所」

【隠棲】俗世間から▵離れ(隠れ)て、静かに暮らすこと。

【隠遁】俗世間との交渉を絶った状態で生活すること。「山奥のー生活」

治五郎は、1年365日が連休みたいな身の上であるからして、ゴールデンウイークの谷間と聞いてもピンと来ない。その谷間に、「山口容疑者」改め「山口メンバー」改め「山口さん」を巡るTOKIOの記者会見を見ていると、警察が来た。用件は、任意同行や家宅捜索ではなく「巡回連絡カード」の記入である。

隠れて静かに暮らしている者としては居留守を使いたいところだが、妻が応対に出てしまったのでカードを書かされる羽目になった。(ワシは手で細かい文字を書けなくなって久しいから、妻に書いてもらった)

熊野前交番」の奥島という名のお巡りさんで、ワシとは同郷の青森県出身らしい=イラストは警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」=。

最近は荒川区民も世代を問わず単身者が多いから、お巡りさんも仕事が多くて大変らしい。地域の治安に対する貢献度において、世界でも名だたるニッポンの交番である。緊急時の連絡先なども確かめてから「戸締りを忘れないで」と言い残して去った由。

ワシも顔を出して「お茶でも飲んでいかないかね」と声を掛けたい気分になっていたのだけれど、それは迷惑だろうからやめておいた。