うまく散れなくなった日本人

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 「最近は相撲の話ばかりで面白くない」というブログ読者が多いのは承知しているが、治五郎は別に読者を増やそうと思って書いているわけではない。

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初日から4連敗した横綱稀勢の里が、とうとう休場を表明した。実は初日の相撲で右膝だかに怪我をしていたそうで、また同情が集まっている。

「治五郎親方は外国人力士に甘く、日本人力士には厳しい」という風評を耳にすることがあるけれども、そうだろうか。何場所も休場した白鵬が、久々に出てくればアッサリ全勝優勝する。そこんところが違う。横綱とは、そういうものだったのだ。

ちなみに、稀勢の里の4敗目は行司の差し違えだった(誰が見ても、あれは栃煌山の勝ちだ)。前日には呼出が力士の名前を間違え、栃ノ心を「とちおうざん」と二度も呼んでしまうハプニングがあった。日本人は、そろそろダメなのかも。