須賀少年と菅長官

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【鉢】〔もと、インドの食器〕㊀仏道修行者の、常に携行する食器。 

(以下㊁~㊃は大胆に省略)

㊄ 頭の、額から上の部分。〔口頭語的表現〕「―が開いている / ー〔=頭の上から見た輪郭〕が大きい /

須賀健太(すが・けんた)少年=写真左=というのは、昭和30年代の東京を活写して好評を博した映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)に出演した子役。一人前の大人になった現在も、そこそこ活躍しているらしい。

菅義偉(すが・よしひで)=写真右=は言うまでもなく、在任期間が歴代1位の官房長官。この二人に何の関係があるかと言えば、「すが」つながり以外は何もない。

しかし治五郎は最近、映画を見直していて「菅官房長官は、やはり須賀少年に似ている!」と確信した。60年前は、こういう顔の子だったに違いない。

まず、鉢㊄が大きい。そして、目が(どちらかと言えば)暗い。何か、やり場のない哀しみさえ感じられる。須賀君の方は、家庭環境に恵まれなかった少年の役だから「うまい演技だ」と感じるが、菅長官の目には(政治家のせいか)心から笑っているという印象を受けたことがない。暗いのだ。

だからどうしたというのだ! と、また批判を受けるだろう。どうもしてません。