「変」と「乱」及び歴史の発展段階

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治五郎は、こう見えても(どう見えるんだ)大学で日本史を専攻した。よく勉強した方だとは言えないし、東洋史西洋史の知識となれば高校生以下かもしれない。

「~の変」と「~の乱」の違いは何か? てな話題が、ネット上ではよく見られる。大雑把に言うと前者は成功したクーデターで、後者は失敗したクーデターだとする説が優勢を占めているようで、まあ一理あると思う。

近年では大相撲関係で「貴(貴乃花)の乱」、ジャイアンツ関係だと「清武の乱」なんちゅうのがあって、どちらの命名も的外れではないと思う。

歴史の発展段階ということを考えれば、「変」や「乱」は今後いくらでも起きうるのではないだろうか=画像は「安禄山の乱」の中心人物(らしい)=。民主主義どころか多数決というものが分かっていない国も結構、あるようだ。

北朝鮮を名指ししているんじゃありませんよ(してるって)。100~200年遅れて「近代」を迎える国もあるということだ。「キム王朝」とかいう。

内政に干渉する気は毛頭ないが、そろそろ「板門店の変」なんか起きても不思議ではないな。と、平昌五輪の開会式を見ながら思ったことでありました。