2019-01-01から1年間の記事一覧

本田圭佑の名字を思い出すのに3日かかった

① ② ③ (1日目) んーっと、あのサッカー選手=写真①=はどうしているだろうか。ほら、何といったっけ、イタリアのACミランでかなり注目され、人気も実力もなかなかで、日本代表に欠かせなかった存在。惜しむらくはしばしばデカイ口を叩くもんだから、日…

それで「かのこ」を抱いたあとはどうしたかというと

バスに乗って東武東上線の成増駅まで行き、電車で1駅の下赤塚に降り立った。駅前の商店街=写真=に来たのは1年ぶりだ。 治五郎は2011年春、3・11東日本大震災の直前に現在の妻アルタンのアパートに転がり込み、13年春の退職・離婚・再婚・都落ちまで2年…

初対面で「かのこ」という女を抱いてしまった私

あるいはショッキングなタイトルを掲げたかもしれないが、ご心配なく。決して、そのような話(どのような話だ)ではないのです。 だく【抱く】㊀かかえるようにして胸もとに持つ。「人形を抱いて寝る / よしよしと言って抱き上げた / とりが卵を抱いて〔=あ…

笑ってしまった「人生案内」

写真は、ひとまず置いといて。 今朝の読売新聞「人生案内」欄の見出しに「主治医が私に『腹黒い』」とあるので、何ごとかと思って読んでみた。 相談者は熊本・G子さん(70代主婦)。通院治療中の主治医が同郷人で信頼していたのだが最近、こう言われたとい…

ボケを自覚しなくなること、これ即ちボケなり

ぼけ【惚け】㊀ぼけること。「いよいよーが来た / 寝ー」 ぼける㊀【惚ける・耄ける】〔年をとったりして〕記憶力・弁別力・集中力が弱くなる。「寝ー / とー」 治五郎は、50代半ばで「ああ、記憶力・弁別力・集中力が弱くなってきたなあ」と自覚したので、6…

巨匠・倉本聰のドラマに欠かせないもの二つ ②

(承前)昨日のことかと思ったら、もう3日が過ぎている。しかし、そんなことに今さら驚くような治五郎ではない。倉本ドラマの続きの話だ。 テレ朝が平日の12時半から放送している連ドラ「やすらぎの刻(とき) ~道」=写真=は、NHKの朝ドラばりに1回1…

巨匠・倉本聰のドラマに欠かせないもの二つ ①

それは「タバコ」と「中島みゆきの歌」じゃないでしょうか。 倉本聰ドラマとの出合いは、もちろん1980年代の「北の国から」=写真左=シリーズだ。ほかの作品も含め、脚本が出版されれば大体は読んできたくらいのファンである。 どこが好きかと言うに、社会…

「字解き」のイロハ

話題がどんどん古くなるので、若いというほどではなくても治五郎よりは若い読者にとって、少し退屈かもしれない。まあ、諦めてお読みなさい。 ワシが新聞記者になった頃は、ケータイやメールがないどころか地方では公衆電話が少ないから、大きな事件事故があ…

大相撲夏場所千秋楽、むくれた治五郎親方

むくれる ㊀「怒っていることが はっきり分かるような、不機嫌な表情や態度を見せること」のやや口頭語的表現。 <米国大統領杯授与の際に、トランプ大統領の介添え役としてサポートした、審判委員の西岩親方(43=元関脇若の里)は、夢見心地の様子だった。…

小沢昭一の名言をかみしめる

人は死んだらどこへ行くか? 天に昇るとか土に還るとか、風になって空を吹きわたっているのだとか、諸説あるが・・・。 昔、俳優の小沢昭一(1929~2012)=写真左=にインタビューしていて、そんな話題になったことがある。前にも当ブログに書いたような気…

「青い山脈」のヒロイン逝去

「アッ、その女優なら知ってる。原節子でしょ? うちの死んだじいちゃんが崇め奉っていた」。ブー、原節子=写真右=は若い女教師役で、映画「青い山脈」のヒロインは女生徒・新子を演じた杉葉子=写真左=である。 <映画「青い山脈」出演で知られる女優の…

人生七十近来ザラなり

こき【古希・古稀】〔杜甫の詩の「人生七十古来稀なり」に基づく語〕七十歳(の長寿の祝い)。 この言葉は、どこに消えたのだろう。現代日本において、70歳というのは長寿でも何でもなく、それを祝うような対象ではなくなった。 先日の同期会で痛感したこと…

会社の同期会というものが面白い理由

まあ、大体こんな景色である。土曜日の午後3時、有楽町の老舗ビヤホール「ニュートーキョー」2階。 「5500円飲み放題コース」の客(12人)は、ハゲや白髪はもちろん、老人性のシミが浮き出ている(そういう現象と無縁で、50前後に見えないこともないのが2…

行く人、来る人

妻アルタンが、テレビのスポーツニュースを見て噴き出している。 「何だ」 「こんな子供が相撲を取っていいの?」 「子供じゃないよ。そいつは炎鵬といって・・・」 <現役関取ただ一人の体重90キロ台力士として奮闘する、新入幕で西前頭14枚目の炎鵬(24=…

妹夫婦の外遊を見送って疲れる

妹A(64)夫婦が1年ほどオーストリアとドイツで暮らすことになり、昨夜、治五郎夫婦と妹B(55)で羽田空港まで見送りに行った。成田だったら億劫だが、今は羽田から01時20分発のウィーン直行便が出ている。 妹Aの亭主は某T海大学で西洋史を講じているの…

「おぎはやぎ」と「亡き大女」の教訓

11日【番組】フジテレビ系列午後7時「クイズ99人の壁SP」で、「おぎはやぎ」とあるのは「おぎやはぎ」の誤りでした。東京ニュース通信社の配信にミスがあり、確認も不十分でした。(読売新聞12日付「訂正 おわび」欄) 「おぎやはぎ」(左)というのは小…

初会食が送別会

数日前、同じマンション(賃貸)の4階に住むN木さん(40代、女性)と粗大ゴミ置き場で会ったら、思いがけずガスファンヒーター(新品)を譲ってもらう話になった。急に引っ越すことになり、転居先では不要になるらしい。ご厚意は甘んじて受けるのが人の道…

それぞれの断捨離 ~高齢者と同窓会~

この春は、妙~に同窓会のお誘いが多い。3月に田舎で高校の同窓会があって、これには行けなかったが、今月は読売の同期会(いわゆる「花の昭和51年組」=全く客観性のない美称)、来月は大学時代の同窓会という具合に目白押しである。 なぜ今春に集中したの…

連休に飽きた? ワシゃそんなことないよ。

初の10連休だとかいう大型ゴールデンウイークも、最終日。「また明日から仕事か」とゲンナリしている人が多いことだろうし、「連休には飽きたからホッとしている」という人も少なくないだろう。しかし、10連休ぐらいで飽きるようじゃ、甘い甘い。 治五郎なん…

上には上がある〝オノマトペ〟③

太宰治「津軽」の冒頭に、有名な「津軽の雪」が載っている。 こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪 (東奥年鑑より) 東奥(とうおう)は、東奥日報という地元の最有力紙(通称トーニッポ)。青森県内では今も読売や朝日の追随を許さぬシェ…

上には上がある〝オノマトペ〟②

忘れないうちに、きのう写真を掲げた「毛布」の意味を記しておかなければならない。なにしろ一夜にして平成時代が「昔」の話ということになってしまったので。 毛布を二つに折り(折りたくなきゃ折らなくてもいいが)両端を手で持ってホコリを払う時に、毛布…

上には上がある〝オノマトペ〟①

学生さんだろうか。これまで聞いたこともなかった「オノマトペ」という言葉の意味を調べてみたのだと言う。 <オノマトペという言葉の意味は、擬音語や擬態語のことを意味する言葉です。擬音語とは、物や生き物が発する音や声を、文字にした言葉のこと。そし…

新生児の命名に関する私見

「太陽の塔」=写真左=と、作者の岡本太郎=同右=。タイトルと何の関係があるのかって? 何もありません。 治五郎が「お爺さん」から「お祖父さん」になったという話をした。よく「孫は子供より可愛い」というけれど、それは(ワシが生き永らえたとして)…

おじいさん 🈩と、おじいさん 🈔

新解さんで「おじいさん」の項を読んでみよう。 おじいさん〔幼児語「じじ」「じい」に基づく「おじいさま」の口語形。口頭語形は「おじいちゃん」〕↔おばあさん ここまでは前置きで、この先が新解さんらしい「読み物」になる。 【御祖父さん】「祖父」の尊…

暗号のようなメール

第3土曜の「サンド会」は最近、開店休業状態が続いているので今月は20日がそれだということを失念しかけていた。前日になってO野画伯から銘酒「ささ浪」=写真=の差し入れが届いたのと、谷中庵時代に「いちど会」やサンド会の事務局長をお務めいただいた…

ワタクシに最も向かない仕事

はい、それはセールスマンです。(写真は、通販のジャパネット) 「見て聞いて、書くこと」以外の能力は、少年時代から全くゼロだった。もしもジャパネットに入社して「この商品をテレビでPRしてみせなさい」と言われ、それをやったら即刻クビだろう。 立…

人の七回忌に行く資格を自問する

後輩記者のM本Yから「老婆心ながら」とメールが届いて、共通の先輩であるK原さん(通称Kやん)の七回忌があるのだが、退職後の治五郎が大抵の会社関係者とは音信不通なので、K夫人のH美さんに連絡してあげたら? と言う。 M本Yは、異性だが気の置け…

50年ぶりに「敦煌」を読む

16歳、紅顔の少年(?)だった頃に読んだ。ということは、ちょうど半世紀前だったという計算になる。(この計算は合ってるかな?) 新潮文庫の井上靖「敦煌」=写真は当時の表紙=に出合ってシビレたのである。同じ頃に読んだ中島敦の「山月記」にもシビレた…

同世代の女性の呼び方

① ② もう何年も乗ったことがないが、かつては酔って終電に乗ることが多かった。終点に着いたことに気づかず、口を開けて寝ていると、親切な他の乗客や車掌さんから「終点ですよ」と教えてもらう機会も少なくなかった。(そこが中央線の高尾駅だったりすると…

「三日目の鍋物」と「学習障害」

「低能な政治家にも愛を!」と救いの手を差し伸べたい治五郎ではあるが、もはや如何ともしがたい。(ここで言う「低能」は、決して侮蔑を含意しているわけではない) 【低能】脳の発達が普通より遅れており、知能の働きが劣って見える▵様子(人) 新解さんは…